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【Salesforce】速習 - コードビルダー

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Winter'24 から「コードビルダー」が正式リリースとなりました。
ただ日本語での情報が少なく感じます。
将来有望な本製品を多くの人に知ってもらいたいたく、簡単に魅力を紹介します。

1.コードビルダーとは

コードビルダーとは、ブラウザで使える VS Code と同機能のコードエディターです。
VS Code と同じ操作感で作業ができます。
Enterprise Edition 以上を契約しているお客様なら問題なく使えます。
※PEはAPIアドオンが必要
Developer Edition では、残念ながら使用できません。

レコーディング-2024-08-21-213157.gif

2.メリット

1.環境設定が楽々

コードエディターはもちろんのこと、Salesforce拡張機能、CLI、Gitなど、Salesforce開発に必要なものがすべて揃っていて、初学者に優しいです。
JDK を意識しなくていいのは、助かります。
「Einstein for Developers」というコーディング支援機能もすぐに使えます。
※追って説明します

2.ローカル環境を汚さない

ローカルマシンにインストール不要で、全てクラウド上でコーディング作業が完結します。

3.最新の環境

Salesforce拡張機能が常に最新の状態に保たれています。
バージョンの更新作業が不要となります。

3.初期設定

1.有効化 と インストール

1.[設定] から、[コード ビルダー]を選択する。
2.[有効化]にチェックする。
3.パッケージを[すべてのユーザー向けにインストール]で[インストール]する。
image.png

2.起動

1.[アプリケーションランチャー] から、[Code Builder]を選択する。
2.[Launch]をクリックする。
これで開発環境が用意されて、コーディング作業を始めることができます。

image.png

4.クイックスタート

Quick Start with Code Builder
Quick Start with Apex Development
LWC Development Quick Start

5.Einstein for Developers

「Einstein for Developers」は、Salesforce の AIモデルを使用したコーディング支援ツールです。
2024年8月現在、次の3つの機能が使用できます。
・自然言語プロンプトから Apex コードを生成
・Apex および LWC のオートコンプリート
・Apex のテストケース生成
右クリックでテストケースが作成できて感動しました。
ApexだけでなくLWCコードも生成できたら嬉しいですね。
コード生成のプロンプトは、日本語でも記述できました。

image.png

なお「Einstein for Developers」は、安心して使うことができます。※超大事

[訳文引用]
私のコードは Salesforce の外部で共有されることがありますか?

いいえ。Salesforce は、お客様のコードをメインサービス契約 (MSA) に基づく機密情報として扱い、他の Salesforce 顧客や Salesforce 外部の誰にも開示しません。
また、Salesforce は、製品の改善やグローバル LLM のトレーニングにお客様のコードを使用することはありません。
Frequently Asked Questions

デフォルトでは、Einstein for Developers機能がオフとなっています。
[Manage] → [Setting] から、「Einstein」と入力して
「Activate the Einstein for Developers(Beta) extension」を有効にしてください。

image.png

6.まとめ

高機能で初学者にも優しい「コードビルダー」。
これからの進化に期待します。
本記事から、少しでも「コードビルダー」に興味を持っていただけると幸いです。

7.参照記事

Code Builder
Einstein for Developers (Beta)
コードビルダーを使用してどこからでも開発 (正式リリース)

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