Saleforceの標準機能を使って簡単な勤怠管理を行います。
1.カスタムオブジェクトの作成
"勤怠管理"という名前のカスタムオブジェクトを作成します。
"レポートを許可"にチェックします。
"検索を許可"にチェックします。
"カスタムオブジェクトの保存後、新規カスタムタブウィザードを起動する"にチェックをして"保存"してください。
2.カスタム項目の作成
"勤怠管理オブジェクト"に次の項目を作成します。
・出勤時間 : StartTime__c、日付/時間型
・退勤時間 : EndTime__c、日付/時間型
・休憩時間(h) : RestHours__c、数値型
デフォルト値 : 1、文字数 : 2、小数点の位置 : 2
・労働時間(h) : WorkingHours__c、数式型(戻り値 : 数値、小数点の位置 : 2)
数式 : (EndTime__c - StartTime__c) * 24 - RestHours__c
・従業員 : Employee__c、参照関係型(関連先 : ユーザーオブジェクト)
・ステータス : Status__c、選択リスト型
値 : 出社、リモートワーク、有給(承認前)、有給休暇
・コメント : Comment__c、テキストエリア型
3.ページレイアウトの修正
勤怠管理レイアウトの項目の配置を修正します。
4.リストの作成
"検索条件"を使って月別や従業員別のリストビューを作成します。
"表示する項目を選択"から次の項目を選択してください。
勤怠管理名、従業員、出勤時間、退勤時間、休憩時間(h)、労働時間(h)、ステータス、コメント
完成
簡単ですが標準機能だけで従業員の勤怠を管理するシステムができました。
次回は、フローを使って"出勤"ボタンと"退勤"ボタンを実装します。
簡易版勤怠管理システムを作ってみる②