はじめに
本記事では、AWS SDK for Rubyをインストールしたので、備忘録として残します。
前提条件
・AWS SDK for Rubyをインストールする上で、Rubyのバージョンが1.9以上が必要。
※本手順では、Ruby2.6.5を使用する。
・実施環境は、VirtualBoxで稼働中のCentOS7.6とする。
・ユーザは、一般ユーザで実施するものとする。
・本手順では、Rubyの任意のバージョンをインストールするために、rbenv(アールビー・エンブ)を使用するものとする。
(1)rbenvインストール
(1.1)rbenvインストール
①gitインストール
$ sudo yum install git
②gitからrbenvをインストール
git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git $HOME/.rbenv
(1.2)rbenv環境設定
①rbenvのパスを追加
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> $HOME/.bash_profile
②rbenvのセットアップ
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> $HOME/.bash_profile
③bash_profileの再読み込みを実施
$ exec $SHELL -l
(1.3) rbenvのバージョン確認
$ rbenv --version
※ここでバージョンが表示されればOK
(2)Rubyのインストール
①ruby-build を インストール
$ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git $HOME/.rbenv/plugins/ruby-build
②インストール可能なRubyのバージョン情報を確認
$ rbenv install --list
③Rubyインストール時に必要なパッケージをインストール
$ sudo yum install gcc openssl-devel readline-devel zlib-devel
④Rubyインストール ※ここでは、バージョン「2.6.5」を指定
$ rbenv install -v 2.6.5
⑤インストール済みのRubyを表示
$ rbenv versions
※ここでは、2.6.5が表示される
⑥使用するRubyのバージョンを指定
$ rbenv global 2.6.5
⑦現在使用しているRubyを確認
$ rbenv versions
※「 2.6.5 (set by /home/test/.rbenv/version)」が表示される
⑧Rubyのバージョンを確認
$ ruby -v
※ここでバージョンが表示されればOK
(3)AWS-SDK for Rubyをインストール
$ gem install aws-sdk
※「200 gems installed」が表示されればOK
参考URL
https://qiita.com/inouet/items/478f4228dbbcd442bfe8
https://aws.amazon.com/jp/sdk-for-ruby/
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/sdk-for-ruby/v3/developer-guide/setup-install.html
最後に
・今回は、AWS-SDK For Rubyでインストールしてみたが、後日、別の言語バージョンも試してみようと思います。