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CentOS 8.1 を Virtual Box にインストールする手順

Last updated at Posted at 2020-04-21

前提条件

  • VirtualBox6.0をインストール済み
  • CentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.iso をダウンロード済み
  • ホストOS:Windows7(固定IPアドレス:192.169.0.2/24)
  • ゲストOS:CentOS-8.1.1911(固定IPアドレス:192.168.0.10/24)

インストール手順

1. VirtualBoxを起動

VirtualBoxの起動のショートカットをダブルクリックし、VirtualBoxを起動します。

01.png

2. 仮想マシンの新規作成

Oracle VM VirtualBox マネージャーで「新規」をクリックします。

02.png

3. 仮想マシンの作成

以下を入力して、「作成」ボタンをクリックします。

項目 設定内容
名前 CentOS-8.1.1911
マシンフォルダー C:\DK\VirtualBox
タイプ Linux
バージョン Red-Hat (64bit)
メモリサイズ 2048MB
ハードディスク 仮想ハードディスクを作成する

03.png

4. 仮想ハードディスクの作成

以下を入力して、「作成」ボタンをクリックします。

項目 設定内容
ファイルの場所 C:/DK/VirtualBox/CentOS-8.1.1911/CentOS-8.1.1911.vdi
ファイルサイズ 16GB
ハードディスクのファイルタイプ VDI (VirtualBox Disk Image)
物理ファイルにあるファイルディスクのストレージ 固定サイズ

04.png

※「ガイド付きモード」ボタンを押すと、各項目の設定の意味が書いてあり、それに従い設定できます。

仮想マシンを作成が開始されます。
(そこそこ時間がかかります。)

05.png

5. 仮想マシン作成完了

CentOS-8.1.1911」が追加されます。

06.png

6. 仮想マシンの設定

CentOS-8.1.1911」が選択されている状態で、「設定」ボタンをクリックします。

07.png

7. 仮想マシン(システム)の設定

「システム」を選択し、「起動順序」が
(1)「フロッピー」
(2)「光学」
(3)「ハードディスク」
の順となっているのを
(1)「フロッピー」
(2)「ハードディスク」
(3)「光学」
の順に変更する。

08.png

09.png

8. 仮想マシン(ストレージ)の設定

DVDイメージのCentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.isoを起動ディスクとして設定します。

「ストレージ」を選択し、「コントローラー:IDE」の「光学ドライブ追加」のアイコンをクリックします。

10.png

「ディスクを選択」ボタンをクリックします。

11.png

メディアで「追加」ボタンをクリックします。

12.png

ダウンロードしているCentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.isoを選択します。

13.png

CentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.isoが追加されていることを確認し、「選択」をクリックします。

14.png

コントローラー:IDEにCentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.isoが追加されていることを確認します。

15.png

※コントローラー:IDEにCentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.isoを追加することで、起動時にインストールメディアとしてCentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.isoが起動されます。

9. 仮想マシン(ネットワーク)の設定

「ネットワーク」を選択し、アダプターに「ブリッジアダプター」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

16.png

10. 作成した仮想マシンを起動

CentOS-8.1.1911」が選択されている状態で、「起動」ボタンをクリックします。
(起動時にインストールメディアとしてCentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.isoが起動されます。)

17.png

11. メニュー選択

「Install CentOS Linux 8.0.1905」を選択し、「Enter」キーを押下します。

18.png

12. インストール時に使用する言語を選択

インストール時に使用する言語として「日本語」を選択し「続行」ボタンをクリックします。

19.png

13. キーボードの設定

「キーボード」をクリックします。

20.png

日本語になっていることを確認し、「完了」ボタンをクリックします。

21.png

14. 言語サポートの設定

「言語サポート」をクリックします。

22.png

日本語が選択されていることを確認し、「完了」ボタンをクリックします。

23.png

15. インストールソースの設定

「インストールソース」をクリックします。

24.png

「自動検出されたインストールメディア」がチェックされていることを確認し、「完了」ボタンをクリックします。

25.png

16. ソフトウェアの選択の設定

「ソフトウェアの選択」をクリックします。

26.png

「ベース環境」、「選択した環境のその他のソフトウェア」を選択し完了」ボタンをクリックします。
(ここではベース環境に「サーバー(GUI使用)」を選択、選択した環境のその他のソフトウェアに「FTPサーバー」、「開発ツール」及び「グラフィカル管理ツール」を選択し、インストールします。)

27.png
28.png

17. インストール先の設定

「インストール先」をクリックします。

29.png

インストール先の内容を確認し「完了」ボタンをクリックします。
(ここではストレージの設定として「自動構成」を選択していますが、「カスタム」を選択してパーティションを設定することも可能です。)

30.png

18. KDUMPの設定

「KDUMP」をクリックします。

31.png

「kdump を有効にする」のチェックを外し「完了」ボタンをクリックします。
(今回はお試し用なのでチェックを外しましたが、不具合が発生した場合にカーネルのダンプを参照したい場合はチェックを入れます。)

32.png

19. ネットワークとホスト名の設定

「ネットワークとホスト名」をクリックします。

33.png

Ethernetを「オン」にし、「設定」ボタンをクリックします。

34.png

「IPv4 設定」タブを開き、方式に「手動」を選択し、アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、及びDNSサーバを入力し、「保存」ボタンをクリックします。DNSサーバを複数設定する場合、,で区切って入力します。

35.png

「ホスト名」を入力し「適用」ボタンをクリック後、「完了」ボタンをクリックします。

36.png

20. 日付と時刻の設定

「日付と時刻」をクリックします。

37.png

「地域」、「都市」を選択し、「ネットワーク時刻」を「オン」にし、「設定」ボタンをクリックします。
(ここでは、地域に「アジア」、都市に「東京」を設定しています。)

38.png

NTPサーバを設定後、「OK」ボタンをクリックします。
ここでは以下の日本のNTPサーバを設定しています。

  • ntp1.jst.mfeed.ad.jp
  • ntp2.jst.mfeed.ad.jp
  • ntp3.jst.mfeed.ad.jp

39.png

「完了」ボタンをクリックします。

40.png

21. インストールの開始

「インストールの開始」ボタンをクリックします。

41.png

22. root パスワードの設定

「root パスワード」をクリックします。

42.png

root のパスワードを入力し「完了」ボタンをクリックします。

43.png

「ユーザの作成」も実施したい場合、「ユーザの作成」をクリックし、ユーザ情報を入力します。

45.png

インストールが続行されます。

46.png

23. インストール完了後再起動

インストール完了後、「再起動」ボタンをクリックします。

47.png

起動時にエラーが出ていることが確認できます。このエラーは後で対応します。

48.png

24. ライセンス同意

「License Information」をクリックします。

49.png

内容を確認し、「ライセンス契約に同意します。」をチェックし、「完了」ボタンをクリックします。

CentOS8 Linux EULA

CentOS 8 Linux comes with no guarantees or warranties of any sorts, either written or implied.

The Distribution is released as GPLv2, Individual packages in the distribution come with their own licences. A copy of the GPLv2 licences is included with the distrobution media.   
CentOS8 Linux EULA

CentOS 8 Linuxには、書面または黙示を問わず、いかなる種類の保証もありません。

ディストリビューションはGPLv2としてリリースされ、ディストリビューション内の個々のパッケージには独自のライセンスが付属しています。 GPLv2ライセンスのコピーは配布メディアに含まれています。

50.png

「設定の完了」ボタンをクリックします。

51.png

25. root でログインして確認

「アカウントが見つかりませんか?」をクリックします。

52.png

ユーザー名に「root」を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。

53.png

パスワードを入力し、「サインイン」ボタンをクリックします。

54.png

「ようこそ」の画面で「日本語」がチェックされていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。

55.png

「入力」の画面で「日本語」がチェックされていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。

56.png

「プライバシー」の画面で「位置情報サービス」を「オフ」に設定し、「次へ」ボタンをクリックします。

57.png

「オンラインアカウント」の画面で「スキップ」ボタンをクリックします。

58.png

「準備完了」の画面で「CentOS Linux を使い始める」ボタンをクリックします。

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「初めて使う方へ」の画面が表示されるので「×」ボタンをクリックして閉じます。

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「▼」をクリックし、「電源」ボタンをクリックします。

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「電源オフ」をクリックします。

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26. 起動時エラーの解消

23. インストール完了後再起動」で発生していた起動時のエラーを解消します。

Oracle VM VirtualBox マネージャーで「CentOS-8.1.1911」が選択されている状態で、「設定」ボタンをクリックします。

63.png

「ディスプレイ」を選択後、グラフィックコントローラーに「VboxVGA」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

  • ただしインストール時にグラフィックコントローラーに「VboxVGA」を選択すると、インストール完了時に画面が固まってしまいます。インストール時にはグラフィックコントローラーにはデフォルトの「VMSVGA」を選択した方がよいと思われます。

64.png

Oracle VM VirtualBox マネージャーで「CentOS-8.1.1911」が選択されている状態で、「起動」ボタンをクリックします。

65.png

エラーが発生せずに起動されることを確認します。

66.png


以上

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