久しぶりにEclipseとGithubを使ってみました。そこで、Eclipseで作成した新規プロジェクトをGithubと連携する方法をメモとして残します。
環境
Eclipseのバージョンは以下の通りです。
- Version: 2021-06 (4.20.0)
- Build id: 20210612-2011
EclipseのGitプラグインのバージョンは以下のとおりです。
- Version: 5.12.0.202106070339-r
手順
1. Githubのアクセストークンを取得
自身のGithubのページを開き、右上の自身のアイコンをクリックします。
一番下の「Developer settings」をクリックします。
「Personal access tokens」の「Tokens (classic)」をクリックします。
右上の「Generate new token」-「Generate new token (classic)」をクリックします。
「Note」(メモ)と「Expiration」(有効期限)を入力します。
(ここではNoteに「Eclipse」、Expirationに「No expiration」(無期限)を設定しています。)
少し下にスクロールして「Select scopes」の「repo」をチェックします。
一番下までスクロールして「Genarate token」をクリックします。
アクセストークンが発行されました。発行されたアクセストークンをコピーしておきます。
2. Eclipseで新規プロジェクト作成
Eclipseでメニューから「ファイル」を選択し「新規」-「プロジェクト」を選択します。
「Java プロジェクト」を選択し、「次へ」をクリックします。
「プロジェクト名」(ここでは「gitproject」)を入力し、「次へ」をクリックします。
Eclipse上にプロジェクト(ここでは「gitproject」)が作成されました。
3. Eclipseで作成したプロジェクトからローカルリポジトリを作成
作成したプロジェクトを右クリックし、「チーム」-「プロジェクトの共用」を選択します。
「プロジェクトの親フォルダー内のリポジトリーを使用または作成」をチェックし、「リポジトリの作成」をクリックします。
プロジェクトを右クリックし、「チーム」-「コミット」を選択します。
リソースをステージングに移し、コメントを入力して、「コミット」をクリックします。
これで、作成したプロジェクトが、作成したローカルのGitリポジトリに、コミットされた状態となりました。
4. Githubでリポジトリを作成
自分のGithubのページで、「Repositories」をクリックします。
リポジトリ名(ここでは「gitproject」)を入力します。
下にスクロールし、「Create repository」をクリックします。
Github上にリポジトリが作成されるので、リポジトリのURLをコピーしておきます。
5. EclipseからGithubへPush
Eclipse上で作成したプロジェクト(ここでは「gitproject」)を右クリックし、「チーム」-「ブランチのプッシュ(master)」を選択します。
「URI」にGithubで作成したリポジトリのURLを入力、「ユーザー」と「パスワード」を入力、セキュア・ストアに保管をチェックし、「プレビュー」をクリックする。
※パスワードにはGithubのパスワードではなく、Githubで取得した「アクセストークン」を入力する。
Eclipseのセキュア・ストレージのパスワードの要否を聞かれるので、お好みで「はい」か「いいえ」をクリックします。
ここでは「いいえ」をクリックしています。
自分のGithubのページを参照すると、Eclipse上のプロジェクトがGithubにPushされていることを確認することができます。
以上