LoginSignup
22
27

More than 3 years have passed since last update.

CentOS8 を Virtual Box にインストールする手順

Last updated at Posted at 2019-10-12

前提条件

  • VirtualBox6.0をインストール済み
  • CentOS-8-x86_64-1905-dvd1.iso をダウンロード済み
  • ホストOS:Windows7(固定IPアドレス:192.169.0.2/24)
  • ゲストOS:CentOS-8-1905(固定IPアドレス:192.168.0.10/24)

インストール手順

1. VirtualBoxを起動

VirtualBoxの起動のショートカットをダブルクリックし、VirtualBoxを起動します。
01.png

2. 仮想マシンの新規作成

Oracle VM VirtualBox マネージャーで「新規」をクリックします。
02.png

3. 仮想マシンの作成

以下を入力して、「作成」ボタンをクリックします。

項目 設定内容
名前 CentOS-8-1905
マシンフォルダー C:\DK\VirtualBox
タイプ Linux
バージョン Red-Hat (64bit)
メモリサイズ 2048MB
ハードディスク 仮想ハードディスクを作成する

03.png

4. 仮想ハードディスクの作成

以下を入力して、「作成」ボタンをクリックします。

項目 設定内容
ファイルの場所 C:\DK\VirtualBox\CentOS-8-1905\CentOS-8-1905.vdi
ファイルサイズ 16GB
ハードディスクのファイルタイプ VDI (VirtualBox Disk Image)
物理ファイルにあるファイルディスクのストレージ 固定サイズ

04.png

※「ガイド付きモード」ボタンを押すと、各項目の設定の意味が書いてあり、それに従い設定できます。

仮想マシンを作成が開始されます。
(そこそこ時間がかかります。)
05.png

5. 仮想マシン作成完了

「CentOS-8-1905」が追加されます。
06.png

6. 仮想マシンの設定

「CentOS-8-1905」が選択されている状態で、「設定」ボタンをクリックします。
07.png

7. 仮想マシン(ストレージ)の設定

DVDイメージのCentOS-8-x86_64-1905-dvd1.isoを起動ディスクとして設定します。

「ストレージ」を選択し、「コントローラー:IDE」の「光学ドライブ追加」のアイコンをクリックします。
08.png

「ディスクを選択」ボタンをクリックします。
09.png

メディアで「追加」ボタンをクリックします。
10.png

ダウンロードしているCentOS-8-x86_64-1905-dvd1.isoを選択します。
11.png

CentOS-8-x86_64-1905-dvd1.isoが追加されていることを確認し、「選択」をクリックします。
12.png

コントローラー:IDEにCentOS-8-x86_64-1905-dvd1.isoが追加されていることを確認します。
13.png
※コントローラー:IDEにCentOS-8-x86_64-1905-dvd1.isoを追加することで、起動時にインストールメディアとしてCentOS-8-x86_64-1905-dvd1.isoが起動されます。

8. 仮想マシン(ネットワーク)の設定

「ネットワーク」を選択し、アダプターに「ブリッジアダプター」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
14.png

9. 作成した仮想マシンを起動

「CentOS-8-1905」が選択されている状態で、「起動」ボタンをクリックします。
(起動時にインストールメディアとしてCentOS-8-x86_64-1905-dvd1.isoが起動されます。)
15.png

10. メニュー選択

「Install CentOS Linux 8.0.1905」を選択し、「Enter」キーを押下します。
16.png
17.png

11. インストール時に使用する言語を選択

インストール時に使用する言語として「日本語」を選択し「続行」ボタンをクリックします。
18.png

12. キーボードの設定

「キーボード」をクリックします。
19.png

日本語になっていることを確認し、「完了」ボタンをクリックします。
20.png

13. 言語サポートの設定

「言語サポート」をクリックします。
21.png

日本語が選択されていることを確認し、「完了」ボタンをクリックします。
22.png

14. インストールソースの設定

「インストールソース」をクリックします。
23.png

「自動検出されたインストールメディア」がチェックされていることを確認し、「完了」ボタンをクリックします。
24.pmg.png

15. ソフトウェアの選択の設定

「ソフトウェアの選択」をクリックします。
25.png

「ベース環境」、「選択した環境のアドオン」を選択し完了」ボタンをクリックします。
(必要なものは後からインストールしたいため、ここではベース環境に「最小構成のインストール」を選択、アドオン無しでインストールします。)
26.png

16. インストール先の設定

「インストール先」をクリックします。
27.png

インストール先の内容を確認し「完了」ボタンをクリックします。
(ここではストレージの設定として「自動構成」を選択していますが、「カスタム」を選択してパーティションを設定することも可能です。)
28.png

17. KDUMPの設定

「KDUMP」をクリックします。
29.png

「kdump を有効にする」のチェックを外し「完了」ボタンをクリックします。
(今回はお試し用なのでチェックを外しましたが、不具合が発生した場合にカーネルのダンプを参照したい場合はチェックを入れます。)
30.png

18. ネットワークとホスト名の設定

「ネットワークとホスト名」をクリックします。
31.png

Ethernetを「オン」にし、「設定」ボタンをクリックします。
32.png

「IPv4 設定」タブを開き、方式に「手動」を選択し、アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、及びDNSサーバを入力し、「保存」ボタンをクリックします。DNSサーバを複数設定する場合、,で区切って入力します。
33.png

「ホスト名」を設定し、「適用」ボタンをクリックし、「完了」ボタンをクリックします。
34.png

19. 日付と時刻の設定

「日付と時刻」をクリックします。
35.png

「地域」、「都市」を選択し、「ネットワーク時刻」を「オン」にし、「設定」ボタンをクリックします。
(ここでは、地域に「アジア」、都市に「東京」を設定しています。)
37.png

NTPサーバを設定後、「OK」ボタンをクリックします。
ここでは以下の日本のNTPサーバを設定しています。

  • ntp1.jst.mfeed.ad.jp
  • ntp2.jst.mfeed.ad.jp
  • ntp3.jst.mfeed.ad.jp

38.png

「完了」ボタンをクリックします。
39.png

20. インストールの開始

「インストールの開始」ボタンをクリックします。
40.png

21. root パスワードの設定

「root パスワード」をクリックします。
41.png

root のパスワードを入力し「完了」ボタンをクリックします。
42.png

「ユーザの作成」も実施したい場合、「ユーザの作成」をクリックし、ユーザ情報を入力します。
43.png

インストールが続行されます。
44.png

22. インストール完了後再起動

インストール完了後、「再起動」ボタンをクリックします。
45.png

23. root でログインして確認

再起動後、root でログインし、ログインできることを確認します。
46.png

あと書き

VirtualBox6.0のディスプレイの設定で、「VboxVGA」、「VMSVGA」、「VboxSVGA」を選択できますが、「VboxVGA」または「VboxSVGA」を選択した場合、「22. インストール完了後再起動」でのインストール完了後に、以下のように上手く画面が表示されませんでした。
47.png

ディスプレイの設定で「VMSVGA」を選択した場合、画面は表示されますが、「22. インストール完了後再起動」の画面のように全体が表示されず、どっちも困った感じとなりました。(なんとかインストールはできましたが...。)

「VboxVGA」または「VboxSVGA」を選択してインストール完了後の画面が崩れた場合でも、以下の手順でインストールできていることが確認できました。

  • 「ファイル」-「閉じる」を選択し、強制的に終了させます。
    48.png

  • ストレージの設定で「コントローラー:IDE」に追加したCentOS-8-x86_64-1905-dvd1.isoに対して「割り当てを除去」を実施し、「OK」ボタンをクリックします。
    49.png

  • 「起動」ボタンをクリックします。
    50.png

  • 無事起動され、ログインできました。
    46.png

以上

22
27
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
22
27