開発時に、開いているポートレットのJSPを知りたい場合
Liferay開発ツールのチーフエンジニアであるGregory Amersonが、Chrome上で利用しているポートレットの該当のJSPを表示させる、JSP Spyというエクステンションとバンドルを作成してくれました。
Liferayのセットアップが終わり、Liferay Bladeツールも導入済みということで話を進めます。
使い方
まず、portal-ext.properties
に以下の設定をします。
include-and-override=portal-developer.properties
direct.servlet.context.enabled=false
- JSP Spyリポジトリをgit cloneします。
-
blade server init
でLiferayサーバーを初期化します。 -
blade server run
でLiferayサーバーが起動します -
blade deploy
でバンドルをLiferayサーバーにデプロイします。 - Chromeブラウザを利用している場合、エクステンションページを開きます。
- 開発者モードを有効にします。(右側にあります)
- パッケージ化されていない拡張機能を読み込むを選択し、ディスク上のjsp-spy-chrome-extensionを指定します。
- Liferayにアクセスし、Chromeブラウザの開発ツールにアクセスします。(ショートカットは
Cmd+Option+I
) - 要素を選択で、ページのDOM要素を選択します。
10. 要素サイドバーのJSP Spyペインをクリックすると、そこに該当JSPのパスが表示されます。
どうでしょうか?コードを追う際に、ポートレット名を見つけて、view.jsp
を見つけて、コードを見てそのリンク先を予想して・・・という手順をもう踏まなくてすみますね!
Happy Liferay Coding!