AWSを使う案件に入ると、サービス名は追えても、要件・構成・運用をどうつなげて考えるべきかで止まりやすい。
そのままだと、設計判断が場当たり的になり、可用性やコスト、監視の論点を後から埋める苦しい進め方になりやすいです。
AWS開発を成功させるための判断軸を、初期検討から運用保守まで一つの流れで整理し直せたのがこの本でした。
エバンジェリストの知識と経験を1冊にまとめた AWS開発を《成功》させる技術
こういう段階の人に合う
- AWS案件に入ったが、設計と運用の全体像まではまだ掴み切れていない
- 要件定義から非機能要件まで、どこで何を決めるべきか整理したい
- AWSの資格知識を、実案件の判断に変えたい
- 初期検討から運用保守まで通して使える考え方を持ちたい
読むとこう変わりやすい
- AWSのサービス選定を、機能比較だけでなく要件と運用の前提込みで考えやすくなる
- 可用性、監視、コスト、アカウント管理を後付けではなく設計の一部として扱いやすくなる
- クラウド開発で関係者と話すときの論点が揃い、会話が噛み合いやすくなる
- 現場で起きがちな抜け漏れを、実装前の段階で減らしやすくなる
現場で効きやすかったところ
- 要件定義の場面で、機能要件だけでなく非機能要件を先に整理する会話へ持ち込みやすかった
- サービス選定をするときに、便利そうかどうかではなく運用まで含めて判断しやすかった
- 監視やバックアップの設計で、後から足す前提ではなく最初から織り込む進め方を取りやすかった
- マルチアカウントや権限設計の議論で、チーム内の共通前提を揃えやすかった
- 見積もりや構成レビューの場面で、コストと運用負荷まで含めた説明をしやすかった
先にAWS全体の地図も揃えるなら
AWSのサービスや仕組みを広く整理してから読み進めたいなら、こちらもつながります。
AWSの用語で止まる人に。全体像から主要サービスまで一気につながる入門書
最後にどう使うか
AWS案件で手戻りを減らしたいなら、次の構成検討の前にこの本の観点で「要件・非機能・運用」の3点を先に棚卸しすると、設計の精度がかなり上がります。