はじめに
Disclaimer🙅♂️
この記事では以下の説明はお取り扱いしていないためあしからず
- HHKB そのものの説明
- HHKB の細かい設定方法
- HHKB の細かい操作方法
- 他のキーボードとの相対比較
キーボードなんてどれでも一緒でしょ!?🤷♂️
それまでは全くと言っていいほどキーボードというものに関心がなかった自分は、与えられたキーボード、最近はもっぱらノート PC のため、本体のキーボードを、かつてデスクトップ PC を使用していた頃もその辺に転がっているキーボードを接続さえできれば気にせず使っていた。
「キーボードで仕事の効率など上がらん!キーボードにこだわるのは甘え!」
そんなことを考えていました。
きっかけ⭐
そんな自分であったが、ひょんなことから HHKB の存在について知ることになり、少し興味を持ち始めた。
そのきっかけというのが、ガジェット記事で見たこれである。
なんかよくわからんが、クールでオシャレだな〜、でも何に使うのか、ふむふむ、キーボードをキーボードの上に置いて、うんうん、エイチエイチケービーというのがあって...
よっしゃ!買おう!!
となった!
いざ購入🛍️
HHKB にはモデル・色・キー配列・刻印の有無などの組み合わせで複数のラインナップがある。
大体ネットの情報で目星はつけたが、実物も見てみたいということで、秋葉原の遊舎工房というキーボード専門店を訪問し、気の済むまでカタカタさせてもらった。
その結果、厳選なる検討の結果「HHKB Professional HYBRID 英語配列/白」をお迎えすることに決定した。
各組み合わせ項目についての選定基準は以下のような感じ。
- モデル =
Professional HYBRID
最新の Studio はキーボード真ん中に個人的には不要だと感じるジェスチャーパッドが装備されているため候補から外れた。HYBRID Type-S(静音タイプ)とは迷ったが、遊舎工房での実物に触った印象から、打鍵感・音共にノーマルタイプの方が好みであった - 色 =
白
クラシックな見た目が可愛いらしく、かつ両サイドのグレーのキーがアクセントを出していていい感じである - キー配列 =
英語配列
以前、プログラマ的には英語配列の方が効率が上がるということを聞いたことがあったので、それに賭けてみたいと思った。また、遊舎工房の店員さんに聞いた話だと、今後も色々なキーボードを使っていきたいなら、英語配列の方が断然流通量が多いのでおすすめとのこと - 刻印 =
有
単純に刻印無しには惹かれなかった
使ってみた感想
オンラインショップで注文し、届いたのが今年の 3 月。
それから 3〜4 ヶ月使用しての所感である。
HHKB の素晴らしいところ👍
キーマップのカスタマイズ性
HHKB では Fn キー
と通常キーとの同時押しに対してショートカットを割り当てることで高い生産性を出していくスタイルだ(キーマッピング)。慣れるまでは大変だが、慣れればなるべく手の位置を動かすことなくタイピングが可能であるようなキーコンフィグを構成することができる。
また、このようなキーコンフィグは最大 4 つ保存できるため、例えば個人用 PC と会社用 PC でそれぞれキーコンフィグを割り当てることで、デバイスの差分を HHKB が吸収してくれる。さらに、同じタイプのデバイス間ではそのままキーコンフィグ流用できるようで、私は個人用と会社用が共に Mac Book Pro であるため、同一のコンフィグを使用している。切り替え操作もキー入力で一瞬で可能だ。
キーボードのコンパクトさ
ファンクションキーがないので、キーボードが物理的にコンパクトである。そのため、ノート PC 上にキーボードを置く尊師スタイルを自然に実践できる。無論、見た目も最高にキュートだ。
Delete ボタンが近い
Delete
キーの位置が HHKB 以外のキーボードでよくある配列よりも一列手前側にあるため、Delete キーを格段に押しやすい。むしろ、今までなぜあんな遠いところまで小指を伸ばしていたのかが不思議になるレベルだ。
打鍵感、音
なんと言ってもタイピングしているときの音、感触、これぞ HHKB の真髄なのではなかろうか。
いつまでも叩いていたいと思わせてくれるような魅力。
以前は気にもかけていなかったが、一個一個のタイピングが全て尊く、これらの集合体がアウトプットとして昇華されていくんだ思うと、感謝の気持ちすら湧いてくる。
ここがヘンだよ HHKB なところ👎
矢印キーないんですけど、、
最初の関門は、単独でカーソルを移動させる能力のあるキーが存在しないことだ。
右に行きたいだけなのに、最初は数秒かかることもあった。
キーマッピングにより矢印キーを構築するのだ。
私は、「Fn
+ H
: ←キー、Fn
+ J
: ↓キー、Fn
+ K
: ↑キー、Fn
+ L
: →キー」というマッピングにしており、当初は特に上下 (J
or K
) への移動が大変だった。
そこそこ重量感ある
「HHKB Professional HYBRID 英語配列/白」の場合、540g である。
ただ家で使用するだけなら気にならないが、私は外出先でもキーボードを持ち歩くため 0.5kg というのは無視できるほどには軽くなはい。ただ、筋トレだと思えばポジティブになれる。
バッテリーがない
バッテリーが内蔵されておらず、乾電池1 or USB からの給電により動作する。
電池の場合は、無くなれば当然交換する必要があり、交換時期前には接続が悪くなり始めることで気付かされる。大体使用開始から 3 ヶ月弱くらいで交換した。
USB からの給電の場合、交換などを気にする必要はなくなるが、コードが邪魔になり美しさが犠牲となる。
子供のおもちゃの対象となる
その打鍵感の良さが故、息子氏(3)の格好のおもちゃとなりがちである。
仕事のツールとしてはもちろん、おもちゃとしてのポテンシャルもかなり高いということが実証された。
ただ、値段も値段なので、最近はこっそりモニターの裏に隠している。
終わりに
キーボードに無頓着な自分であったが、ふと思い立って導入したら想像以上に良かった。
一番の懸念であった、これまで慣れ親しんだ日本語配列からの一新ということでやはり慣れるまでは大変であったが、邪眼の手術を受けて一度は D 級妖怪にまで落ちた飛影もまた最終的には前以上の力をつけたということもあり2、おぼつかないキーボード操作もある意味楽しみながらやっていけるのではと感じさせてくれる製品である。
また、ここ で挙げた点も、解釈の仕方によってはメリットになり得るものも多いので、長い目で見るとやはり良いことづくめであると感じる。
最後にもう一度、打鍵感気持ちいい〜〜〜!!