建設業界に関わるようになり、まず最初に何度も耳にする言葉が 「工程管理」 です。
私矢野千城としての施工管理の仕事では、この工程管理が現場の進行を左右すると言っても過言ではありません。
今回は、初心者の視点から 工程管理の基本 を整理してみました。

[工程管理]とは何か
工程管理とは、
工事を決められた期間内に安全かつ効率よく完成させるために作業順序やスケジュールを管理することです。
簡単に言うと
「いつ・誰が・どの作業をするのか」を整理し、現場全体の流れを管理する仕事です。
建設現場では、多くの職種が同時に関わります。
例えば
・大工
・電気工事業者
・設備業者
・内装業者
これらの作業が 適切な順序で進まないと工事は止まります。
そのため施工管理では、
「工程表」を使って全体をコントロールします。
現場でよく使われる工程表
代表的な工程表は次の3つです。
[総合工程表]
工事全体のスケジュールを示す大枠の工程表。
着工から竣工までの流れを管理します。
[月間工程表]
1ヶ月単位で細かく調整する工程表。
各業者の作業予定を共有します。
[週間工程表]
1週間の具体的な作業内容を管理する工程表。
現場では最も頻繁に更新されます。
※工程管理が重要な理由
工程管理がしっかりしている現場には、次の特徴があります。
作業のムダが少ない
業者同士のトラブルが少ない
工期遅延が起きにくい
逆に工程管理が曖昧だと、
職人が現場に来ても作業できない
材料が届いていない
作業順序が崩れる
といった問題が起こります。
つまり施工管理者の仕事は、
現場全体の流れを設計する役割とも言えます。
これから施工管理を学ぶ人へ
施工管理を学び始めると、
専門用語や書類が多く戸惑うこともあります。
ただ、基本はとてもシンプルです。
・工事を安全に進める
・工期を守る
・品質を保つ
・原材料の調整、管理
この4つを守るための仕組みが
施工管理の仕事です。
これからも、現場で学んだ内容や
施工管理に関する知識を整理しながら共有していきたいと思います。