アドオンを作るための環境設定
GRAPHISOFT Developersの"Getting started with Archicad Add-Ons"のページに沿ってMac環境で進めていきます。
手順は以下の通りです。
1. 必要なアプリケーションの準備
2. Example Add-OnをArchiCADで使えるようにする
1. 必要なアプリケーションの準備
- ArchiCAD:教育版でインストールしました。
- API Development Kit:Develperアカウント登録を申請し受理されたのち、"Download SDK's"のページにあるAPI Development Kitをダウンロードしてインストールを行いました。この際、アプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップするウィンドウが表示されるのですが、アイコンの配置がバラバラになっています。矢印が3つあったので、3つのフォルダ及びファイル全てをアプリケーションフォルダにコピーしました。
- CMake:ダウンロードしたアプリケーションを開き、Toolsメニューの"How to Install For Command Line Use"を選択して表示される指示に従ってターミナルでコマンドを入力し、cmakeコマンドを使えるようにしました。
- Python:既にインストールしてありました。
- Xcode:既にインストールしてありました。
2. Example Add-OnをArchiCADで使えるようにする
-
template Add-Onダウンロードし、ファイルの中のSourcesディレクトリに移動して、Xcodeでの開発環境を設定するための、cmakeから始まるコマンドを入力しました。
この時、フォルダのアイコンをターミナルにドラッグ&ドロップするとパスを素早く入力できます。 -
Xcodeのプロジェクトファイルを開き、ビルドします。私の場合はwarningが2つ出現したので、/CMakeFiles/AddOn.dir/Info.plistを開いて2箇所を修正しました。(バージョンの数値の調整し、CFBundleIdentifierの欄を空欄にしました。)
-
ArchiCADで.bundleファイルをadd-on一覧に追加しました。ここは指示に従えば問題なく進みます。Example Add-OnはDEMOバージョンでのみ機能するようです。