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Open Interpreterに別のお題を出してみた、結果、色々と使えそうだw

Last updated at Posted at 2023-09-27

DALL·E 2023-10-07 14.58.58 - Illustration in a vintage style showing a statistician from yesteryears deeply engrossed in studying a complex graph with annotations.png

別のお題 『google trendを使って、過去1年のopenaiとmetaを比較してください。対象は日本に絞ってください』

数分後。。。
image.png
もうできちゃった。さすが:bangbang:

初めに

前回の記事では、Yahooファイナンスからデータを取得してグラフ化してみましたが、今回はGoogle Trendを使ってみます。

皆さんも、Google Trendで作成したチャートをプレゼン資料に挿入したことがあるのではないでしょうか。Google Trendの操作はとても簡単なので困る事はないのですが、もし『日本語で指示するだけでGoogle Trendチャートが作成できる』となったら便利ではないですか?

ということで、今回はGoogle Trendから情報を取得し、キーワードのトレンド比較に挑戦してみます。

前回の記事はこちらにあります。よかったら、見てやってください。

Open Interpreterを試した環境

前回と同じです。

OS: macOS Ventura 13.5.2
Pythonのバージョン: Python 3.11.5

インストール

$ pip install open-interpreter

これだけです!

既にインストール済みの方へ
英語で表示されるので見落としがちかもしれません。
起動時に、このようなメッセージが表示されている場合は新しいバージョンを利用することができますので、アップデートしてみてください。
image.png

コピペ用にどうぞ
$ pip install --upgrade open-interpreter

実行結果

せっかくなので、ホームページで実行できるGoogle Trendと比較してみます。

お題

『google trendを使って、過去1年openaimetaを比較してください。対象は日本に絞ってください』

Google Trendの場合

答えは瞬時に表示されました。
比較したいキーワードの入力とあとは数クリックで実行できるので便利ですね。
image.png
Metaがぐいっと伸びているのは、Llama2の発表の時のようですね。

Open Interpreterの場合

実行

$ interpreter -y

この後、GPT-4を使うのか、Code-Llamaを使うのか、聞いてきました。
image.png

GPT-4のAPI Keyを入力して進みます。

お題を入力します。
image.png
Open Interpreterが動き出しました。

いきなりコードを生成するのではなく、お題を達成するための実行プランを考えてくれます。
(感心感心)
image.png

なんか、以前より実行過程が丁寧になっている!
コードがパーっと表示されるだけでなく、コードの中で設定するパラメータの説明が表示されています。
TrendReq()という関数があるんですね。勉強になります:v:
image.png
なんとも丁寧な説明w
image.png
今回もどうやらエラーが発生したようです。
ただし、[修正前]と[修正後]をきっちりと説明した上で再実行してくれます。
image.png
別のエラーが発生するも、修正したコードで実行を再開。
image.png
実行してから、数分後、突然、matplotlibの出力が画面に表示されました!
今回は画像ファイルとして保存し、それをオープンする形で画面上に表示されました。
結果も画像ファイルとして残っていて便利です。
いやー、凄すぎです。
image.png
image.png
表示されたグラフの説明も出力してくれました。(親切)
image.png
比較しやすいように、Google Trendの結果を再掲します。
縦軸のレンジが異なりますが、しっかりと正しい結果を出してくれました。
image.png

終わりに

前回も言いましたが、Open Interpreterは、導入が簡単、途中エラーが発生するも自己解決しながら動き続ける、パッと答えが出る、ですごく便利ですね。
また、途中途中で、エラーとその修正内容、実行経過の解説もしてくれてさらに親切度アップです:bangbang:

open-interpreterモジュールをアップグレードした効果なのでしょうかね。。。

いや〜、色々と使えそうだ :grin:

あくまでも、一個人の感想です。

あと、実際に試される方へ!

オプション-yを指定すると、プログラム実行の確認をユーザーに聞き返してこないので便利ではありますが、実行したいタスクによりますが、Open Interpreterが生成するプログラムにエラーが頻繁に発生すると、修正とやり直しも頻繁に発生しているようで、GPT-4のRate limits(200 RPM)に引っかかるタスクを経験しました。
課金もそれなりに発生するので、

$ interpreter

のように、オプション-yを指定せず、都度、確認し実行を許可する方が安全かもしれません。
なお、OpenAIをご利用の場合、多少の遅れはあるものの、今どれぐらい使っているのかをOpenAIのUsageで見れます。ご参考まで!

参考

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