New Experienceの登場
2021年10月7日にローンチされた New Watson Assistant は、早いもので、もう1年が経ちました。
バーチャル・アシスタントを開発する UI が一新され、
対話フローは直感的に操作できる Action にお任せ
Web Chat で高速デプロイ
音声ボットにも対応
Discovery との連携はお手のもの
Extensionsを使ってさまざまなシステムと繋がる
等、より使いやすい開発プラットフォームとして生まれ変わっています。
バーチャル・アシスタント開発に威力を発揮する特徴的な機能
対話フローの作成に必要なAction機能、本番環境へのクイックなデプロイを可能にするWeb Chat機能、電話をバーチャル・エージェントに接続する電話チャネルの統合機能、対話内容の幅を広げるシステム連携機能等、バーチャル・アシスタントの開発を支援する機能が標準で提供されています。
バーチャル・アシスタント開発手順の全体像
必要な開発ステップをナビゲートするメニュー構成
ステップに沿って開発作業を進めることで、クイックにバーチャル・アシスタントを立ち上げることが可能です。
Build ビルド
解決したいタスクを Action として定義する GUI ベースの対話フロー・エディター
開発したバーチャル・アシスタントの動作をクイックに確認できる Preview ページ
Deploy デプロイ
Preview ページで確認したドラフト環境をライブ環境に移行
Publish ボタンをクリックすることで、Preview ページで確認したドラフト環境をライブ環境としてデプロイできます。
Improve 分析と改善
ユーザーとバーチャル・アシスタントとの対話内容を分析し、改善することが可能
ユーザーとの対話に関する各種統計情報、実際の発話やトリガーされた Action を起点に対話内容を再現でき、分析や改善に役立てることが可能です。
いかがでしたでしょうか
New Watson Assistantを使用したバーチャル・アシスタント開発の全体像と概要についてご紹介いたしました。
次回からは、実際の画面を見ながら具体的な手順を確認していきます。
参考情報
Watson Assistantを知る上で参考になる情報のリンクを共有します。
公式ホームページ
オンラインドキュメント
APIリファレンス