ネットの世界でもセキュリティは大切ですが、元祖おうちのセキュリティの耐火金庫をハックして見ました。
対象は開いている状態で番号が分からなくなった金庫です。
閉まった状態で番号が分からない金庫は業者さんにお願いするしかないと思います。
扉の裏蓋を開けるとこのようなメカがあります。
左の円盤は四枚が重なっています。すべての円盤の切りかきが右にそろうと鍵で開けられる仕組みになっています。ダイアルを右に四回以上回すと一番奥の円盤が回るようになります。一番奥の円盤の切りかきが右になる位置を探します。見つかったら次に、左にダイアルを回して、手前の円盤の切りかきが同じように右になる位置を探します。二つ目も重なったら右回りにダイヤルを回して、手前の円盤も合わせます。最後に左回りに回して、一番手前の円盤の切りかきがあってすべての切りかきが合わさると、鍵で金庫が開けられるようになります。
円盤がダイアルといっしょに動くようになると重みが変わると思われ、それを調べていくと、閉じたまま番号が分からなくなった金庫も開けられるのかもしれません。
この金庫は番号が簡単には変えられない脆弱性がありますが、番号と鍵の二つの要素で認証しているので、番号だけで認証される某ネット決済よりもセキュリティレベルが高いかもしれません。