Lunaやってた頃にKEKの方が移植された、PC-9801版のkermitを使っていました。この頃はいろいろパソコン通信用のターミナルソフトがありましたが、KEK版kermitが一番エスケープシーケンスがしっかりしていて、漢字やFEPへの対応もちゃんとしていた記憶があります。FreeDOSにも入っているようなので、久しぶりに試してみました。
まずFreeDOSの入ったAptivaとFreeBSDのi386のマシンのRS232Cをクロスケーブルで接続します。
FreeBSD側では/etc/ttysのttyu0のgettyをon secureにしてkill -HUP 1します。
FreeDOSのFDIMPLESでNETにあるMSKERMITをインストールします。
C:\NET\MSKERMITにファイルがあるのでKERMITを実行します。
[C:\NET\MSKERMIT] MS-Kermit>set term byte 8
[C:\NET\MSKERMIT] MS-Kermit>connect
古式ゆかしい80文字のVTターミナルです。最近は大きなディスプレーを並べている人もいますが、プログラムは80文字の端末でもちゃんと読めるように書きましょうね。
kermitはファイル転送機能もあり、当時はときどき使っていました。今はmTCPでTFTPが使えるので、シリアルでファイル転送する必要はありません。
MS-Kermitにはpktドライバーを使ったTCP/IPスタックも入っているようですが、落ちました。pktドライバーと相性が悪いのかもしれません。
[C:\NET\MSKERMIT] MS-Kermit>set tcp/ip address dhcp
[C:\NET\MSKERMIT] MS-Kermit>set tcp/ip host 192.168.0.100
[C:\NET\MSKERMIT] MS-Kermit>connect
Requesting a DHCP server
JemmEx: exception 06 occures at ...
mTCPにもtelnetはあり使えるので、必要なときはそちらを使うことにします。
パソコンとUNIXを組み合わせて使うのが、ライフワークです。