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FreeDOSでTCP/IP

Last updated at Posted at 2021-07-07

DOSなので、PKTドライバーでTCP/IPが話せるようにしてみました。ネットワークカードはPLANEXのPCIのFNW-9700-Tで、メーカーサイトのサポートファイルにPKTドライバーが入っていました。

TCPスタックはいくつか選択肢があったのですが、開発が続いているmTCPを使うことにします。mTCPはFreeDOS 1.2のCD-ROMに入っているので、FDIMPLESコマンドでインストールできます。

環境変数のMTCPCFGで設定ファイルを指定します。
FreeDOS 1.3では\NET\FDNET\FDNETPD.BATにパケットドライバーを書くと自動的にロードされるようになりました。

DHCPコマンドを動かすとIPアドレスが拾えて、設定ファイルにその設定を書き込むようです。

これでPINGコマンドなどが使えるようになります。

mTCPはそれぞれのコマンドにTCPスタックが入っていて、常駐プログラムはありません。このため外部からpingを打っても返答がありません。

mTCPにはtftpコマンドがありませんがNCコマンドがあるので、ファイル転送はこのコマンドでできます。

FreeDOS側

C:\MTCP>nc -listen 8080 -bin > test.exe

FreeBSD側

% nc -N <IP ADDRESS> 8080 < test.exe

mTCPにはftpのクライアントとサーバがありますが、ncの方がお手軽です。httpでファイルを取得するhtgetもありますがサーバが必要です。

3.5incフロッピーでコピーする方法もあります。

sntpのコードをいじって、tftpクライアント作ってみました。

FreeBSDのLinuxエミュレーションで実行しているOpen Watcom v2でビルドしてます。最初の転送は上記のncコマンドで行います。

Wifiルーターの子機にEthernetをつないで、Wifiでのネットアクセスも出来ました。

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