昔買ったPC-8001を久しぶりに使えないか考えてみました。
当時グリーンディスプレイを使っていたのですが、壊れてしまって表示できません。
PC-8001のカラーディスプレーは15K RGBなのですが、これを現代の表示機器に写すには。
15K RGB -> VGA
15K RGB -> NTSC(コンポジット/S端子)
15K RGB -> D端子
15K RGB -> HDMI
などの作戦があります。
いろいろ調べて見るとLCDディスプレイを使う方法は以下があるようです。
- 15K対応のディスプレイに接続する
- アップスキャンコンバーターを使う
- PC-8044(家庭テレビ用カラーアダプタ)か相当品(秋月が互換キットを販売していたようです)を使いNTSCが表示できるディスプレイを使う
1はケーブルの自作が必要で、2はAmazonなどで購入する必要があり、3はオークションなどで入手するか自作するかで、どれもすぐにはできません。
AD724やAD725を使ってもNTSCで表示できるようです。
PlayStation Iにもチップがのってたみたいなんですが、知らずに捨てちゃいました。
昔は秋月でCXA1645Pの取り扱いがあったようですが、すでに無いようなのでISAのボードのCXA1645を再利用する方法もヒントになりそうです。
CLDPでRGBをコンポジットにする実験もありました。
USER'S MANUALを読んでいたところ白黒CRTインターフェースにコンポジット信号(VIDEO OUT)が出ている事に気がつきました。
端子番号 | 信号名 | 方向 | |
---|---|---|---|
1 | VDD | +12V | 出力 |
2 | GND | 信号グランド | |
3 | VIDEO OUT | ビデオ出力信号 | 出力 |
4 | HSYNC | 水平同期信号 | 出力 |
5 | VSYNC | 垂直同期信号 | 出力 |
付属のケーブルでNTSCが表示できる壊れたサムスンのディスプレイにつないでみました。
三十数年ぶりのご対面です。
当時のカタログを見てみたのですが、家庭用テレビを使う場合はアダプタ(PC-8044)が必要としか書いてないです。
1000円くらいのFPGAでアップスキャンコンバーター作れないかな?
画面の解像度は430x262くらいのようです。