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git remoteコマンドの解説

Last updated at Posted at 2023-10-13

Gitを使う際、ローカル環境だけでなく、GitHubやGitLabなどのネットワーク上の場所にコードを保存することが多くあります。そんなときに活躍するのがgit remoteコマンドです。

1. そもそも「リモート」とは?

Gitでは、自分のPCの中にコードの保存場所(リポジトリ)がありますが、これをローカルリポジトリといいます。一方、ネットワーク上、例えばGitHubに置かれているリポジトリはリモートリポジトリと呼ばれます。このリモートリポジトリとローカルリポジトリをうまく連携させるのがgit remoteの役割です。

2. git remoteの基本的な使い方

git remoteはリモートリポジトリの設定や確認を行うためのコマンドです。以下はよく使う基本的な操作です。

  • git remote add [名前] [URL]: 新しいリモートリポジトリを追加します。
    例: git remote add origin https://github.com/user/repo.git これで"origin"という名前でリモートリポジトリを追加できます。

  • git remote rm [名前]: 指定した名前のリモートリポジトリの設定を削除します。

  • git remote show [名前]: 指定した名前のリモートリポジトリの詳細情報を表示します。

  • git remote -v: 設定されているリモートリポジトリの一覧を表示します。

3. なぜリモートリポジトリを使うの?

リモートリポジトリのメリットは以下の通りです。

  • 協力: チームでの開発時、共通のリモートリポジトリを使うことで、複数人での作業がスムーズになります。

  • バックアップ: もしローカルのデータが失われた場合でも、リモートにバックアップがあるので安心です。

  • 統一: チーム内での作業内容や進捗を一元的に管理できます。

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