Reset()関数の基本
Reset()関数は、特定のコントロールをそのデフォルトの状態に戻します。これは、ユーザーが入力した値をクリアする時や、フォームを初期状態にリセットしたい場合に特に有効です。
使い方
Reset()関数の基本的な使い方は以下の通りです。
Reset(コントロール名)
ここで、「コントロール名」はリセットしたいコントロールの名前に置き換えます。例えば、テキスト入力コントロールをリセットしたい場合は、そのコントロールの名前を指定します。
実践的な例
テキスト入力コントロール「TextInput1」をリセットするには、以下の式を使用します。
Reset(TextInput1)
この式は、ボタンのOnSelectプロパティなどに設定することができます。ユーザーがそのボタンをクリックすると、「TextInput1」に入力された値がクリアされ、コントロールがデフォルト状態に戻ります。
Reset()関数の応用
Reset()関数は、フォーム全体をリセットする場合にも使用できます。これには、ResetForm()関数を使いますが、Reset()関数と組み合わせて特定のコントロールのみをリセットすることも可能です。
複数コントロールのリセット
複数のコントロールをリセットしたい場合には、それぞれのコントロールに対してReset()関数を呼び出す必要があります。これを行う一つの方法は、ボタンのOnSelectプロパティに複数のReset()式を連結することです。
Reset(TextInput1); Reset(TextInput2); Reset(Dropdown1)
このようにして、複数のコントロールを一度にリセットすることが可能です。