PowerAppsアプリの削除とは?
PowerAppsアプリの削除とは、アプリを完全に消去することです。削除されたアプリは、PowerAppsの環境から完全に削除され、使用できなくなります。アプリを削除すると、アプリに関連するデータ、設定、およびリソースもすべて削除されます。
アプリの削除は、以下のような場面で行われることがあります。
- 不要になったアプリを整理する場合。
- アプリの開発を中止する場合。
- アプリを再構築する場合。
しかし、うっかりアプリを削除してしまい、復元が必要になることもあります。
削除したアプリの復元方法
PowerAppsで削除したアプリを復元するには、以下の方法があります。
1. ごみ箱からの復元
PowerAppsでは、削除したアプリは、一定期間ごみ箱に保持されます。ごみ箱からアプリを復元するには、以下の手順に従います。
- PowerAppsのホーム画面で、「ごみ箱」を選択します。
- 復元するアプリを見つけ、「復元」ボタンをクリックします。
- 確認画面で「復元」ボタンをクリックします。
ごみ箱に保持される期間は、環境によって異なります。通常は、30日から90日程度です。
2. バックアップからの復元
PowerAppsでは、アプリのバックアップを作成しておくことができます。バックアップからアプリを復元するには、以下の手順に従います。
- PowerAppsのホーム画面で、「アプリのインポート」を選択します。
- 「ファイルの選択」ボタンをクリックし、バックアップファイルを選択します。
- 「インポート」ボタンをクリックします。
バックアップは、定期的に作成しておくことが推奨されます。
3. バージョン管理からの復元
PowerAppsでは、アプリのバージョン管理機能を使用して、過去のバージョンに戻すことができます。バージョン管理からアプリを復元するには、以下の手順に従います。
- PowerAppsのエディタでアプリを開きます。
- 左上の「ファイル」メニューから「バージョン」を選択します。
- 復元するバージョンを選択し、「復元」ボタンをクリックします。
バージョン管理機能を使用するには、アプリの開発中に定期的にバージョンを作成しておく必要があります。
アプリ削除の防止策
アプリの誤削除を防ぐには、以下のような対策を講じることが推奨されます。
- アプリの削除権限を制限する。
- 定期的にアプリのバックアップを作成する。
- アプリの開発中は、こまめにバージョンを作成する。
- 削除する前に、念入りに確認する。
これらの対策を適用することで、アプリの誤削除のリスクを最小限に抑えることができます。