はじめに
今年は、コロナウィルスの感染拡大防止のために、多くの店で入店時に検温を求められました。
ふと、手元に持っているもので自分でも非接触の体温計
を作れるのでは!?と思ったので、試してみました。
お店で使われているものにどのような機能があるか調べていないですが、体温を素早く測ることができたら機能としては十分なのかなと思い、今回はその機能だけを実装しました。
イメージ | できたもの |
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利用したもの
M5Stack Gray | M5Stack用ミニサーマルカメラユニット |
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約3,500円 | 約10,500円 |
作成手順
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まずは、M5Stack Grayの開発環境を構築します。環境構築手順は、こちらが参考になると思います。
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次に、サーマルカメラユニットのサンプルプログラムを動かします。成功すると、以下のようにM5Stackのディスプレイにサーマルカメラの計測結果が表示されるようになります。
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このままだと測定結果がわかりにくいので、ボタンを押したときの体温を大きく表示するようにコードを修正しました。
- 両面テープで壁に固定してみました。剥がすときに壁紙が剥がれそうになったので気をつけてください。
終わりに
- 非接触型体温計を作ることができました。これで、簡単に体温測定することができます。
- 自作することで安価になると思っていたのですが、あとでググってみると市販しているものには数千円で購入できるものがあり、残念な感じになりましたが、自分でも作ることができるとわかったので、満足です。
- それでは、良いお年を。