※注意
この方法はローカルに実行プログラムがあり,共有フォルダにスクリプトファイルがある場合のみ有効です(VBScriptやJScriptなど。もしかしたらPowerShellもいけるかな?)。
仕組み的に共有フォルダ上のexe等の実行可能ファイルには対応できません。
共有フォルダ上に置いた自作のVBScriptをダブルクリックで実行しようとすると,「このファイルの作成者を確認できません。このファイルを開きますか?」というエラーが出てしまうことがある。
ツールを起動するたびにこの画面が出るので,せっかく処理を自動化したにもかかわらず無駄なひと手間があり,嬉しさがすこし減ってしまう。
他の人に使ってもらう場合にも余計な不安を与えるので,できれば表示したくないものである。
ネットでこのポップアップを消す手段を検索すると,IEの設定からローカルイントラネットのゾーン追加をする方法ばかりが出てくるのだが,実際,根本的な解決はそれしかないようである。
ちなみにその方法だと,共有フォルダに置いてある任意の実行可能ファイルを注意喚起なしで実行するようになるので,セキュリティ的にはあまりよろしくない。
自分の場合,その設定画面がシステム管理者により無効化されていたのでどうしようもなかった。
しかしながら,このポップアップを非表示にする手段を見つけたので,記録しておく。
ショートカットからWSHを指定して実行する
ローカル環境にショートカットを作成。 ショートカットのリンク先を以下のようにする。C:\WINDOWS\System32\WScript.exe[CScript.exe] 共有フォルダ\hoge.vbs
(パスに空白が含まれている場合)
C:\WINDOWS\System32\WScript.exe[CScript.exe] ”共有フォルダ\hoge fuga\piyo.vbs”
WScriptにするかCScriptにするかは,処理の内容によって適宜選んでほしい。
実際に実行されるプログラムはローカルのC:\WINDOWS\System32\WScript.exe[CScript.exe]
であると判断されるので,例のポップアップは出なくなる。