概要
- AWS CloudFrontについて説明していきます。
- 「CloudFrontってなんだろう??」「CDN(Content Delivery Network)ってなんだろう??」という人向けに記載していこうと思います。
- 各IT用語もなるべく噛み砕いて記載していこうと思います。
CDNとは
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静的コンテンツをキャッシュして、オリジンサーバの負荷を軽減することができるもの。
- コンテンツ = リソースのこと(例:画像、動画ファイル、pdfファイル、等々)。
- 静的 = ユーザからサーバへのリクエストに対して、レスポンス内容が変化しないもの。
- キャッシュ = 一時的にリソース/データを保存しておくこと。
- オリジンサーバ = キャッシュの元ファイルが格納されている場所
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CDNの何が便利なの?? 使い道は??
CloudFrontとは
- AWSが提供しているCDNサービス AWS公式URL
- 世界中の至る所にCloudFrontのキャッシュサーバが配置されており、ユーザは一番近いキャッシュサーバに自動的にアクセスするようになっています。
- CloudFrontの料金は、
インターネットへ出力されたデータ量(GB 単位) × インターネットへ出力されたHTTPリクエスト数(1 万件単位)
Amazon CloudFront の料金URL- AWS EC2を使用する場合、
インターネットへ出力されるたデータ量(GB 単位)
分は、CloudFrontでは発生しない。
(AWSサービスは、基本的にAWS範囲からインターネットに出力されたときに料金が発生する。)
つまり、CloudFrontの使用で発生する料金は、インターネットへ出力されたHTTPリクエスト数(1 万件単位)
のみとなる。 - 例えば、東京リージョンで1ヶ月で600万HTTPSリクエストがある場合
```1万件リクエストあたり = 0.0120USD```
となり、
```月間600万PV / 1 万件 = 600```
```600 * 0.0120 = 7.2USD```
となります。(HTTPリクエストの場合、0.0090 USDとなるので、もっと安くなります。)
上記の条件を5/11時点で日本円に換算すると、1ヶ月で約792円の支払いになります。 - 上記のように、低レイテンシーかつ低価格を実現することができるAWSサービスなので、1度使ってみる価値はあると思います。
- AWS EC2を使用する場合、