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CSVを0落ちしないでExcelで開く方法(手動)

Last updated at Posted at 2021-12-26

課題

こんなファイルをダブルクリックして、開いたら
image.png

↓こうなってしまった。「これは次に保存すると壊れるぞ」というケースを手操作でなんとかします。 
image.png

(自動化する場合については、このページの最後にリンクを付けます。)

対処方法のまえにおことわり

筆者は Excel2019を使っています。もし、より新しいExcelではこんなことをする必要がないということでしたら、ごめんなさい。

対処方法

とりあえず、開いちゃったExcelは、上書き保存せず、そっと閉じます。
そして、ごめんなさい!

まず、ファイルの拡張子が 「.csv」である限り、いかんともできません。

Excelの仕様なので、「.csv」ファイルであることは、いったんあきらめて、エクスプローラで 拡張子を 「.txt」に変更してください。

もし、こんな感じで拡張子が非表示だったら
image.png

エクスプローラで「表示」タブの「ファイル名拡張子」にチェックを入れます。

image.png

拡張子を.txtに変更します。

image.png

次に WindowsのスタートメニューからExcelを起動します。
(「スタートメニューから」は実際には重要ではないです。要は、新規ブックを作るときと同じ要領でExcelを起動します。)

Excelの「開く」→「参照」で「ファイル名」の隣のファイルの種類のドロップダウンを
「テキストファイル (*.prn;*.txt;*.csv)」 にして、目的のファイルを選択して、「開く」を押します。

image.png

そうすると、こんな画面が表示されます。
(拡張子が.csvだと次の画面は表示されず、いきなりcsvが開いてしまいます。
それを避けることが拡張子を変えた目的です。)

表示された画面で、「次へ」をクリックします。
(データのファイル形式は「コンマやタブなどの」のままにすることが重要です。)
image.png

「タブ」にチェックが入っているので、このチェックを外し
「カンマ」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。

image.png

列の属性を決める画面が表示されます。すべての列がデフォルトでは「G/標準」となっています。これが0落ちをさせています。 問題となる列をクリックして、「文字列」を選んで、「文字列」属性に変更します。 そして、「完了」をクリックします。

image.png

無事に、このように0落ちせずに開きます。
image.png

保存するときは、「名前を付けて保存」でファイルの種類を「CSV (*.csv)」としてください。その際、ファイルの拡張子は、強制的に.csvになります。

image.png

保存したファイルを開くときは、やはり、また開く前にファイルの拡張子を変えてください。

これでは面倒なので自動化

こちらに別記事としてご用意しました。

csvを0落ちしないで、ANSIだろうがUTF-8だろうが、一発でExcelで開きたい

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