Java言語で学ぶデザインパターン
はじめに
java言語で学ぶデザインパターン入門という本で学んだ際に感じたことを書いていきたいと思います。完全に個人的な意見です。書籍に書かれている例などは色んな方がわかりやすく解説しているのでそちらを参考にしてみると理解が深まると思います。
この本を読んで感じたこと
正直、初心者にとってこの本を読むことは非常に難しいと感じました。自分の場合、cakephpというフレームワークを使用しており、自分でクラスを作るなどしておらず、フレームワークの規約に沿って開発を行なっていた。そのため、抽象クラスやインターフェースの実装ということ自体どういうものなのか全く知らなかった。PHPで使用されているメソッドやパブリック、スコープなどの基本的な部分は業務を通じて学んでいったが、既存のシステムの改修を行なっていたため、クラスを新しく作るなど行なっておらず、コアファイルを見てどういう仕組みになっているのかということを意識せずにいた。この記事にも書かれているがフレームワークの規約などを覚えてもあまり意味がないと思う。業務に必要最低限の規約などは覚えていた方がスムーズに進めるので良いとは思うが、技術力の向上を求めるなら、フレームワークに使用されている思想や考え方などを学んでいく方がエンジニアとしてのスキルは向上すると思う。その思想や考え方というのはどのようなことかというものがデザインパターンの書籍で書かれているようなことだと思う。そして、この本の理解には非常に時間がかかるし、理解できたからといってすぐに使えるようになるものではない。しかし、このデザインパターンを意識してコードを考えるのと考えないのとではかなり差が出ると思う。
最後に
自分もまだまだデザインパターンについて理解できておらず、意識して使えるようになるにはかなり時間がかかると思います。cakephpのフレームワークにどのデザインパターンが使用されているか考えているがまだわかっておりません。まだまだ勉強が必要みたいです！！
参考文献
java言語で学ぶデザインパターン入門
フレームワークの誤解とフレームワークから学ぶこと
PHPでインタフェースと抽象クラスを使う
人間が読んで理解できるデザインパターン解説