エラー内容
VS Codeの拡張機能であるGit Graphを使おうとしたところ、以下のようなエラーが出て使えない事態が発生しました。
Error: Unable to load Commits fatal: bad revision 'HEAD’
別にコミットしたりプルしたりはできて、Git Graphだけおかしかったので、粘らなくてもよかったのですが、なんだかんだ気になって2時間くらい沼にハマっていました😭
どうやって解決したのか以下に記載いたします。
原因
まず、原因としてはGit Graphが見ているルート リポジトリのパスがプロジェクトのパスとは別のところを見ていることが原因でした。。
なんで、別のところを見ていたのかと言うと、ターミナルでvue create プロジェクト名
コマンドでプロジェクトを作成後に、/Users/my_user_name/プロジェクト名
デイレクトリで、git init
コマンドを実行しました。その後、Finderでプロジェクトのディレクトリ名を変更しました。おそらくプロジェクトのディレクトリ名を変更したことが原因で、VS CodeでGit Graphを初期実行時にパスが/Users/my_user_name
として登録されてしまったのだと思います。
そもそも、Gitの作成手順とプロジェクト名を変更したところから見直した方が良さそうです。。。今後はコマンドでプロジェクト作成後に手動でプロジェクト名を変更するということはしません(笑)
Git Graphのルート リポジトリの確認方法
1. VS Codeでコマンドラインを開き、別タブの「OUTPUT」タブを開きます。
2. プルダウンから「Git Graph」を選択して、コマンドライン上でGit Graphではどんなコマンドが走っているのか確認できます。そこで、Started watching repo: xxxxxxxx/xxxxxxxx
のような表示があるかと思います。これの、xxxxxxxx/xxxxxxxx
がGit Graphが見ているルート リポジトリです。
もし、プロジェクトのルートディレクトリと違う場合、Git Graphのルート リポジトリを変える必要があります。
Git Graphのルート リポジトリを変える方法
1. VS Codeでコマンドパレットを開きます。
2. コマンドパレットで「Git Graph」と入力すると、「Git Graph:Remove Git Repository…」が検索候補として出てくるのでクリックします。そうすると、登録されているルート リポジトリが表示されるので、削除したいルートリポジトリをクリックして、削除します。
3. 再度コマンドパレットを開いて、今度は「Git Graph:Add Git Repository…」をクリックします。そうすると、Finderやエクスプローラーが開くので、ルート ディレクトリを登録します。
無事Git Graphを使うことができるようになりました!!
参考文献
https://github.com/mhutchie/vscode-git-graph/issues/450
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=mhutchie.git-graph