#1. AND回路
AND回路についての説明は省略する. 入力は2つ, 出力は1つである. 入出力関係を下記の真理値表に示す.
入力a | 入力b | 出力c |
---|---|---|
0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 0 |
1 | 0 | 0 |
1 | 1 | 1 |
#2. パーセプトロン
パーセプトロンとはディープラーニングに必要なアルゴリズムである. 複数の信号を入力として受け取り, 一つの信号を出力する.各入力に重みwを加えた値が一定値を超えると信号を出力する. 下記にパーセプトロンのモデルを示す.
#3. パーセプトロンを用いたAND回路実装(使用言語: Python)
パーセプトロンによってAND回路を作成する. 下記のコード内の関数ANDがパーセプトロンを表しており, 入力信号と出力信号をmain内で確認している. 下記のコードを実行すると, AND回路と同じ入出力結果が得られることが分かる.
AND.py
# -*- coding: utf-8 -*-
def AND(x1, x2):
w1, w2, theta = 0.5, 0.5, 0.7 #重み, 値域
y = x1*w1 + x2*w2 #出力
if y <= theta:
return 0
elif y > theta:
return 1
if __name__ == '__main__':
a, b = 0, 0 #入力
c = AND(a, b) #出力
print ('入力%d %d 出力%d' % (a, b, c))
a, b = 0, 1 #入力
c = AND(a, b) #出力
print ('入力%d %d 出力%d' % (a, b, c))
a, b = 1, 0 #入力
c = AND(a, b) #出力
print ('入力%d %d 出力%d' % (a, b, c))
a, b = 1, 1 #入力
c = AND(a, b) #出力
print ('入力%d %d 出力%d' % (a, b, c))