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Visual Studio Code で GAS のコードを編集する環境を作ってみた(Windowsだよ)

Last updated at Posted at 2020-05-21

#はじめに
なにやら世の中には「VSCode」という素晴らしいものがあることを今更知った。orz
なんだか、TypeScriptで書けて、JavaScriptに変換までしてくれるらしいのですが!?
GASでこういう↓ものを作成したので、だったら「VSCode」で書けないのかしらん?
スプレッドシートをDB代わりにGASのWebアプリを作成しデータ更新させてみた。Vue版 その1~~
ということで調べ、まとめてみました。
「間違ってるぞ。」「動かないぞ。」というときは優しくご指摘くださいm(_'_)m

#参考にさせていただいたサイト
【Google Apps Script】claspを使ってローカル環境で開発する
  こちら↑を見ればできます。

#わからないこと

  1. Googleのアカウントを複数持っていた場合の挙動

#インストールと設定手順

No 対象 設定方法
1 VSCode こちらからWindows用インストーラをダウンロードしてexeを起動する。インストール後、VSCodeは閉じておく(念のため)
2 Node.js こちらからWindows Installerを選択してダウンロード。msiファイルを実行する。
3 clasp コマンドプロンプトを管理者で起動する。
「npm install @google/clasp -g」を実行する。
4 GoogleAPI Googleに任意のアカウントでログインしておきます。
そして、こちらでAPIをオンに変更します。

これで下準備は完了です。

#まっさらでVSCodeから始める場合
※スプレッドシートの作成から・・・

No やること
1 ローカルパソコンでソースなどを保存する用のフォルダを作成しておく。
フォルダの名称でスプレッドシートのファイル名が作成されるようなので、ちょっと注意。
2 VSCodeを起動する。
3 VSCode内で、ファイル>フォルダを開く で上記のフォルダを開く。
4 ターミナル>ターミナルを開く でターミナルを表示する。
5 ターミナルに、「clasp login」と入力しエンター。
6 ブラウザが開きアカウント選択⇒スマホに連絡が来たので許可などする。
7 ブラウザを閉じてVSCodeに戻る
8 ターミナルに「clasp create --rootDir ./src」と入力し、エンター。
9 上下キーでsheetsを選択⇒エンター。
10 すると、vsCodeで選択していたフォルダの名前でスプレッドシートのファイルが作成される。
11 左側の階層で「src」で右クリックをして「New File」を選択する。
12 ファイル名は、なんでもいいが、拡張子は「.ts」にする。
13 作成したファイルにfunction test() {
console.log('test')
}
と書いてみる。
14 ターミナルに「clasp push」と入力しエンター。
するとGAS側に反映される。
15 ターミナルに「clasp open」と入力しエンター。
するとブラウザが起動しスクリプトのエディタ画面が表示され、上記のソースが確認できる。
16 確認できない場合は、F5を押すなりしてリフレッシュさせると更新が確認できるはず。
※「.ts」が「.gs」になったりと臨機応変にやってくれているようです。

#GASは存在していてVSCodeでこれから書いてみようとする場合

No やること
1 ローカルパソコンでソースなどを保存する用のフォルダを作成しておく。
2 VSCodeを起動する。
3 VSCode内で、ファイル>フォルダを開く で上記のフォルダを開く。
4 ターミナル>ターミナルを開く でターミナルを表示する。
5 ブラウザを開き、Googleにログインする。
6 GASのあるスプレッドシートを開く。
7 ファイル>プロジェクトのプロパティ から、「スクリプトID」をメモる(コピる)
8 VSCodeに戻る。
9 ターミナルに「clasp clone xxxxxxxxxxxxxxx」と入力しエンター。
「xxxxxxxx」は前の「スクリプトID」を入力する。
10 すると、ファイル類が出来上がる。
11 ※しかし、新規に作成したような「src」フォルダは作成されない。

#そのあとの使い方(たぶん共通)

やること
その後は、Loginしなくても、スクリプトIDは入れなくても以降の処理はできる。
ターミナルに「clasp pull」と入力しエンターでGAS側から引っ張ってこれる。
ブラウザ側でのファイルのrenameは、vscodeでpullすると新しいファイルとして認識される模様。
vscode側でのファイルのrename後に、vscodeでpushするとファイル名が変わったように認識される模様。(※delete⇒insertなのかぁ)
ターミナルで「npm init --y」
「npm i @types/google-apps-script --save-dev」を実行しておくと便利らしい。

#拡張機能を入れると便利
VSCode に必ず入れておきたい拡張機能
  簡単に拡張できてすごく便利ですね

入れてみました。
image.png

#感想
プッシュする際に毎回「clasp push」と打つのが面倒に感じますね。
十字キーを使えばいいんでしょうが、なんかそれも何度もだと面倒に感じて・・・
ボタンがあったらうれしいのになぁ。

でも、見やすくなっていい感じ。

でわでわ。

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