はじめに
この記事はNE Advent Calendar 2022のカレンダー2枚目25日目の記事です。
最終日なのでポエムでも書こうと思います。
免責
ポエムです。
個人の感想です。
筆者バックグラウンド
- 33歳のシステムエンジニアです。
- エンジニア歴は9年。
- 最近はリーダーを担うことが多いです。
- エンジニアリングマネージャー等の経験はありません。
- 30歳くらいまで毎年のように上がっていた給与が30歳を過ぎてから停滞しはじめた。
- 自分は評価されてないんだと思っていたが最近そうでもなさそうと思い直したのでその共有。
評価=給与 ではない
まず大前提として評価と給与はイコールではないです。
一定の相関関係はあるとは思いますが、例えば個人としてはすごく頑張ったし社内からも評価されていたとしても業績が悪く赤字の場合に、昇給というのは難しい話です。
結局会社がビジネスをして得た利益を労働者に雇用対価として渡す、ただそれだけです。
当たり前じゃんって思う人が多いかと思いますが、これをちゃんと念頭においておかないと
「給与が上がってない!私は評価されてないんだ!」と思いがちです。
給与は収束グラフ
30歳まで毎年のように給与が上がっていましたが、30歳を超えてから急に停滞しはじめました。
でもこれは割と自然なことで、その上がり幅のまま行くと比例グラフのように上がっていき、青天井になってしまいます。
実際そういう会社や業種はあるかもしれませんが、一般的な会社はそうではないです。
給与には上限があり、年々上がりにくくなっていくものだという理解になりました。
これも当たり前じゃんって思う人が多いと思いますが、なにぶん30歳になったのは初めてなもので、30歳を超えて初めて気付きました。
※図はあくまでイメージです。
比例グラフだと毎年一定額コンスタントに上がっていくが、これだと青天井でどんどん給与が際限なく上がっていく。
年々当たり前のハードルが上がっていく
今回の評価タイミングで評価者の方から言われたことが印象に残っています。
私「今期はxxxの機能を開発しました」
評価者「確かに良い開発でした。でもそれって前期のあなたでもできたことですよね?」
私「…はい、前期でもできたと思います」
評価者「とても良い成果ですしすごく助かっています。もちろん評価もしてますが期待通りで、期待以上ではなかったです」
私がその成果を出すのは「当たり前」のことであり、それができたからといって直接評価には繋がらない、ということです。
子供の話
ちょっと脱線して私の子供の話をします。
私には2歳半の子供がいます。
生まれたばかりの頃は「寝返りをうった」「座った」「立った」「歩いた」「走った」「しゃべった」
それら全てに驚いたし拍手したし動画撮ったし「すごいね!」って褒めました。
2歳半現在の子供がイスに座って自分でゼリーを食べたとて、私は褒めません。
それは子供にとってそれができるのは「当たり前」になったからです。
システムエンジニアの当たり前
新卒1年目のシステムエンジニアがプロダクトに対して修正をコミットしプッシュしデプロイし世の中にリリースされお客様の役に立った場合
それが1行の修正だろうが、文言修正だろうが、めちゃくちゃ褒めると思います。
だってそれは新卒1年目のシステムエンジニアができるのは「当たり前」じゃないから。
これが9年システムエンジニアをやってる私が同じことをして褒めて欲しいというのはさすがに無理があります。
私がそれをできるのは「当たり前」になっているからです。
まとめ
年々期待のハードルが上がっていく中
どう成長し、どう期待以上の成果を出すか
がこの先の成長/評価において大事になってくると考えています。
参考
30代になり成長の鈍化を感じている中、こちらの記事を読み大変励みになりましたので参考として載せておきます。
もっと成長したいソフトウェアエンジニアへ、出会いと経験で自分を変える「キャリアの螺旋」の歩み方
おわりに
これにてアドカレ終了です!
25日間お付き合いいただいた方ありがとうございました!