はじめに
- 約1,2カ月でチームがめまぐるしく変化し、改善できたことをまとめました。
- デジタルバリューに入社して約3ヵ月半がたち、アジャイルでの開発は初めて。
- フルリモート環境、チームはフロントとバック(筆者はバック)で分かれている。
- 参画した当初は私含めバックエンドチームは6名。(以前は3名)その2か月後増員することになり8名に。
After:スクラムチーム内で改善できたこと
デイリー時に5本指表明を取り入れスプリントのタスクを皆で協力して終わらせることができた
MIROを使ってMT時間、話し合いの時間を短縮することができた
振り返り時に今スプリントの良いなと思ったこと、感謝を伝える枠を設ける事で雰囲気が良くなった
Before:チームに参画した当初
その頃の正直な私の心情は・・
- 話し合いが白熱し、スクラムイベントでの話し合いが長い、とにかく長い
- イベント中や終了時、ダラダラと雑談してる時間も長い
- 雰囲気があまりよくない時がある、ちょっとぎすぎすしている?
『雑談するのはいいけど(私も好きなので、、)、やることをやってしまってから雑談すればいいやん。今そんな話してる場合ちゃうやろ・・』
『話が広がりすぎやし、あっちこっち行ったり来たりしてて、それ今考える事?それ今話し合う必要あるのか・・』
『イベントに時間をかけすぎて話してる人も、聞いてる人もエネルギー消費して自分たちで自分たちの首しめてるし、これ誰もハッピーじゃないやん』
『今めっちゃ空気悪い。。気まずいなあ。。』
とかとか思ってました!ww
でも入ってきたばかりでただでさえ慣れない事ばかり、私は未経験から転職し経験もまだまだ浅く
アジャイル、スクラム経験もない為どうしたらいいのか分かりませんでした。
※ちなみにこれは悪い部分だけピックアップしてるので良い所も沢山あります!!!笑
皆さんいい人やし、仕事楽しいって思ってました←(今も楽しい、職場・仕事が好きです
1つ目の改善策、5本指表明を取り入れてみた
まず、今のデイリーってなんかすごくあっさりしててこれやってる意味あるんかな?
各自持ってるタスクが終わらないことを負担に感じていても言いずらいんじゃないか?
と思ったことがきっかけで何か良い方法はないかなーっと調べてみました。
そこで見つけたのが、5本指朝会の記事です。
簡単に言うと5段階で自分が抱えているタスクの状況を表現するためのもの
↓↓↓下記がそれを表にしたものです。※0はチーム内でスパイク用に追加
これをデイリーで行うことによって、3~1本指の人はヘルプを出しやすくなり
5、4本指の人が助けたり、皆が共通の認識を持つことができるのですごく良いなと思いました!
実際に協力してタスクを終わらせることができたという実績もでき取り入れてよかったと思っています。
2つ目の改善策、MIROを使って話し合いの短縮
何かの議題が上がった際に今まではその場で話し合っていたのですが、
あまりにも時間がかかる、この話し合いに全員が参加する必要があるのかという事で
議題が上がった際には、MIROに付箋を貼り1週間の期日を設け意見を募り
意見をまとめる人(1,2名程)が付箋を整理し共有する
というやり方に変えました!
この方法で時間の削減、意見を言いずらい人も言える場に改善できました。
- これまでにでた議題たち
- チームリーダーをたてるか?(リーダーが不在のため)
- ファシリをはどのようにしていくか?(議論が白熱することが多いのはファシリがファシリとして機能してないのでは?という観点から)
- 共通の振り返り(雑談)は必要かどうか?→これに関しては下記の記事で紹介しています
3つ目の改善策、チーム振り返り内に良かった所を褒めあう
この頃、話し合いも多く『ちょっと疲れるな』と思ったことが始まりです。
※下記画像は私のタイムスでのつぶやきです。
増員もあり、ばたばたしてたし改善しないといけないと力が入りすぎ
余計に問題点ばかりに目を向け過ぎていたのではと思っています。
私のタイムスのつぶやきにすぐ賛同してくださり、振り返り内でやろうと提案してくださいました。
実際にやってみることで、振り返りの雰囲気もさらに良くなったと感じていますし
褒められることを嫌がる人なんていないよな~って思うし
モチベが上がったり、改めて感謝の気持ちを伝えるってすごく大切だなっと感じました。
終わりに
- つぶやいたことに対して皆が賛同してくれたり、協力してくれたりチームの皆のおかげで改善できた。
- スムーズに進行できたり、チーム内で助けあったり雰囲気も良くなった。
- 人は変化を嫌うし面倒だと思う事もあると思いますが、皆さんの協力があり改善できた。
- スクラムに対してもっと興味がでてきたし、今後も改善改良を重ねたい。
- 皆一人一人が楽しい・働きやすい環境作り、良いチームで仕事できたらいいなと思いました。
ちなみに話
スクラムに対してここまで興味を持って提案できたり、考えるようになったのは
新規参画者にオンボーディングで私がスクラムの話をすることになったのがきっかけです。
そのおかげでさらに興味が深まった気がします。もともとスクラムに対して良いなと思ってはいたものの、やっぱり人に伝えないといけないと思うと自然と情報収集したり、学ぼうとするので教えるって一番良いアウトプットだと再認識できました。