1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Copilot in Windowsに「ドラゴンに挑む勇者」の絵をお願いしたら…

Last updated at Posted at 2024-10-07

はじめに

 我が家のPCをWindows 11 24H2にしようと思って、あれこれWindows Updateの設定をいじっていたら、タスクバーにCopilot in Windowsが降臨しました。普段はEdgeの Copilotで事足りているので、「君はEdgeのCopilotと何が違うの?」と聞いてみたところ、画像生成もできるというのです。それならば…と、ドラゴンクエストのパッケージイラストをイメージしつつ「ドラゴンに挑む勇者」の絵をお願いしてみたのですが、色々プロンプトに指示を加えていっても想定と違う方向に進んでいってしまうのが面白かったので、経緯をメモに残しておきます。

生成してほしかったもの

こんなの
 

プロンプト1回目

ドラゴンに挑む勇者の画像を生成してください。

さすがに指示が雑だろうとは思いましたが、結果生成された画像はこちら。

image.png

 なるほど。勇者は一人ではなくパーティを組んでいるんですね。そして竜に背を向けて、こちらを見てくれているという。もう少し、追加の指示をだして、イメージに近づけていくことはできるでしょうか。

プロンプト2回目

勇者は一人にしてください。またドラゴンと勇者は対面で戦っている様子にしてください

image.png

 追加プロンプトの一つ目の指示は無視されてしまいました。いや、勇者は一人で、他は仲間だとすると指示を無視してはいないのか?そして対面で戦っている様子という指示はなぜか円陣を組む感じになってしまいました。
右上はもやはキャンプファイヤーですね。左下は勇者がドラゴンブレスを放っているようにも見えます。今回は二つの指示を一度に入れてしまったのが良くなかったかもしれません。

プロンプト3回目

とりあえず、描画する対象の数を指定することにしました。

勇者は一人、ドラゴンも一体にしてください。

image.png

おおっ!3回目にして、かなりイメージに近づいたように見えます。特に左下はいい感じです。2回目から3回目にかけての画風の変わりっぷりにも驚かされましたが。

プロンプト4回目

 3回目に生成された左下の絵をベースに、改良していきたいのでプロンプトに画像を張り付けてみることにします。

以下の画像をベースにアニメ風の画像にしてください。

※実際には上記プロンプトの後に、直前に生成された画像(左下)を貼り付けています。

image.png

 鳥山明先生風のタッチにはなりませんでしたが、実写風の画像からは少し近づいたような気がします。

プロンプト5回目

ドラゴンは全身を描画してください

image.png

あらら、構図が少し変わってしまいました。が、右下あたりはだいぶんイメージに近づいてきたような気もします。

プロンプト6回目

勇者のポーズは、左手の盾を前に出して竜の攻撃に備えている体制にしてください

image.png

「前」の意味を勘違いして、見る人側に盾を向けている画像も生成されてしまいました。が、右下の絵はだいぶん近い構図になってきました。

プロンプト7回目

森の中ではなく、城を背景にして、城の外でドラゴンと対峙しているようにしてください

image.png

左上の画像は、左右の位置関係こそ逆ですが、ドラゴンクエストのパッケージにだいぶん近づいたように見えます。
最後に青空っぽい空模様を直してもらいましょう

プロンプト8回目

天気は暗雲が垂れ込める曇り空に変えてください

image.png

あれっ?お願いしたわけでもないのに構図の左右が反転した画像を生成してくれました。

おわりに

 30分あまりプロンプトを打ち込みながら出来上がったものがこちらです。ひとつづつ指示を追加していくことで、少しずつイメージに近い画像を作ることはできそうです。
ただ、大まかな構図は抑えられるものの、言語での指示だけだと細かい部分を指定するのが難しいですね。

つくりたかったもの

 

できあがったもの

image.png

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?