ipアドレスはちょっと変更しているので、ミスってたらすみません。
概要
背景
LIVAで構築していたProxy Server(Squid)をクライアントPC上のHyper-V上にリプレースすることにしました。
メインPCをB550マザーで一式リプレースしたので、マシンパワーが余剰となったので物理機を一台削除することにしたのでした。
Sandyおじがんばった!感動した。(ケースだけ流用)
Zen3がきたらCPUだけ交換するぞ(たぶん)
Hyper-Vホストとゲストでファイルコピーをできるようになったらしいのでできるようにしておく。
Proxyでやりたいこと
クライアントPCのブラウザプロキシ設定で、ipv6、またはipv4の回線で自由に接続を変更できるようにしたい。
- Proxy Port 8081にアクセスすると、ipv4の回線でインターネットアクセスする。
- Proxy Port 3128にアクセスすると、ipv6の回線でインターネットアクセスする。
設定の変更点
Ubuntuのネットワーク設定が/etc/network/interfacesから/etc/netplanに変更がありました。
ネットワークの状態
ONU----ipv6用のルータ-----クライアントPC(squid on Hyper-V)
| | <---LAN側ポート同士が結線されている。
|----ipv4用のルータ
ネットワークの設定
Hyper-VにUbuntuを入れていく
(ry
いままで
過去記事参照
https://qiita.com/yamada6667/items/1cdc080251eef62e12e6
これから
各オブジェクトのIP
・ipv6ルータ 192.168.1.1
・ipv4ルータ 192.168.1.200
・squidサーバ 192.168.1.50:3128,192.168.1.250:8081
squid サーバの設定
いままでは、iptablesやip_forward、rt_tables、ip routeでの設定が必要でしたがこれらは不要になりました。
Squidの設定は以前と変わりません。
# 待ち受けポートと。tcp_outgoingの設定をする。
# 8081ポートにアクセスしに来た場合はIPアドレス.250として外部へ接続しに行く
acl ipv6 localport 3128
acl ipv4 localport 8081
tcp_outgoing_address 192.168.1.50 ipv6
tcp_outgoing_address 192.168.1.250 ipv4
/etc/ntplan/のyamlファイルを作りましょう。
デフォルトで作られているものをコピーして、アルファベット順にしたときに、後ろになるように
ファイル名を変更して、ファイルを修正する。
# やること
# ipアドレスを複数定義する。
# デフォルトゲートウェイはとりあえずipv6側へ
# ルートテーブル200に.200(ipv4)への経路を追加する。
# squid 8081ポートの通信はIP.250として通信する。その時のゲートウェイはルートテーブル200を使う。
network:
ethernets:
eth0:
addresses:
- 192.168.1.50/24
- 192.168.1.250/24
gateway4: 192.168.1.1
routes:
- to: 0.0.0.0/0
via: 192.168.1.200
table: 200
routing-policy:
- from: 192.168.29.250/32
table: 200
nameservers:
addresses:
- 192.168.1.1
- 8.8.8.8
version: 2
あとはクライアントPCのプロキシの設定で3128か8081かを設定すると、インターネット接続回線が切り替わる。
Hyper-Vとゲストでファイルコピー
sudo apt install linux-cloud-tools-generic
copy-vmfile -name "squid" -sourcepath "D:\tmp\copyfile.txt" -destinationpath "/tmp" -filesource host
コピーされたファイルのパーミッションは
-rwxr--r-- 1 root root 27 Jun 27 20:29 copyfile.txt
なので、ファイル操作に注意だ。