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仮想ネットワーク ピアリング( Virtual network peering)を試してみる

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他社様サブスクリプションと接続する際に使ったので、忘れないうちに個人の検証環境で復習した記録
が、実際問題どういった時に使うことが多いのだろう。。。

  • 20180314

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Virtual network peeringとはMS公式

異なるサブスクリプションやリソースグループの仮想ネットワーク同士をつなぐ。
接続されたNWはMSバックボーン経由の通信がされる。

  • ピアリング同士の通信は費用はわずかながら発生する
  • ゲートウェイ(VPN GatewayとかExpressRoute)がいらない
  • 同じリージョン内のみ(リージョン間でのPeeringはPreviewだが、US、カナダのみできる)
  • ルーティング設定は自動でされる。
  • アドレス体系は気にしなくていいようだ(クラスAとクラスCの接続もOK)

今回の環境

次のNWをピアリングしてみた

  • NW-A:10.0.0.0/16
  • NW-B:192.168.29.0/24
  • リソース名はnwa-nwb-peeringでいいんじゃないでしょうか

準備

作業を行うアカウントは接続する両方リソースグループに対して、ネットワークの共同作業者の権限が必要なので
ポータルから権限を付与しておくこと

手順

  1. NW用のリソースグループを作って、NWを作る。
    1.png

  2. 作成したNW-ABのリソースIDをコピーする。(後で使う)
    vnet2.png

  3. vnet(NW-A) を選択 > peering > 項目を入力

    I know my resource IDにチェックして、Resource IDを入力が楽
    vnet5.png

  4. vnet(NW-B) でも同様の手順を実施

動作確認

ここではA,BのNW上のサーバーから相互にRDP接続することで疎通確認することとした。

  1. AzureのNSGでvnetの通信を許可する
  2. サーバーのWindowsFWで、接続したvnetのアドレスからの着信を許可する。
  3. RDPして完了!
    vnet9.png
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