最新情報
現在(2022 1/2)では、Exmentの公式サイトにおいて、dockerイメージが提供されています。
新規に環境を作られる方は公式イメージを使われることをお勧めいたします。
過去にこの記事を参考に環境を作られた方もおられると思うので、この記事自体は残しておきます。
概要
ちょっとしたWeb用DBを作る場合、Exmentが便利そうだったので、気軽に試験できる使えるDocker環境を作ってみました。
使い方
定義ファイル取得
以下gitにcomposeを作成しました。
同ファイルをダウンロードします。
コンテナ起動
取得してきたパスで以下コマンドを実行してコンテナを起動します。
docker-compose up
初期設定
コンテナが起動すると以下パスに各種ページが起動しています。
パス | 機能 |
---|---|
http://localhost:8080/admin | Exmentインストールページ |
http://localhost:8888 | phpMyAdmin |
Exmentの初期設定を行うため「http://localhost:8080/admin 」へ接続します。
接続する以下のような画面が表示されるめたそのまま「Submit」します。
次にSQLの初期設定画面が表示されるます。
各項目に関して、以下表のように設定し「送信」を押します。
項目 | 設定値 |
---|---|
ホスト名 | db |
データベース名 | exment_database |
ユーザー名 | exment_user |
パスワード | secret |
以下画面が表示されるので「インストール実行」を押します。
しばらくすると「Exment初期設定」画面が表示される。ここまで表示されれば環境構築は問題なく実行できている。あとはサイトの設定を行えばExmentが使用できる状態となります。
バージョン指定
真面目に使おうとした場合、バージョン固定が出来ないと使いにくいと思います。
docker file上の環境変数「EXMENT_VERSION」で使用するexmentのバージョン番号を指定する事が出来るようになっています。
FROM php:7.2-fpm
# Exmentバージョンを設定する
ENV EXMENT_VERSION 3.0.13
また、私が使っているバージョンに関しては、docker hub上でビルドするようにしています。
バージョン毎にタグを切るようになっているのので、それに合わせて取得してください。
docker pull yamada28go/docker-exment:version-3.0.13
また、docker-compose.ymlファイルにもバージョン情報を持っています。
以下のようになっているので、使いたいバージョン番号を指定して使用してください。
php:
image: yamada28go/docker-exment:version-3.0.13
volumes:
- www-data:/var/www
depends_on:
- db
environment:
EXMENT_VERSION: 3.0.13
その他
この設定ファイルはExmentのお試し用に作りました。
セキュリティに関して十分に検討して作っていないため、本番適応する場合はセキュリティ面など再度検討してから使って下さい。