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ExmentのDocker環境を作ってみた

Last updated at Posted at 2019-12-01

最新情報

現在(2022 1/2)では、Exmentの公式サイトにおいて、dockerイメージが提供されています。
新規に環境を作られる方は公式イメージを使われることをお勧めいたします。
過去にこの記事を参考に環境を作られた方もおられると思うので、この記事自体は残しておきます。

公式リポジトリ

概要

ちょっとしたWeb用DBを作る場合、Exmentが便利そうだったので、気軽に試験できる使えるDocker環境を作ってみました。

使い方

定義ファイル取得

以下gitにcomposeを作成しました。
同ファイルをダウンロードします。

docker-exment

コンテナ起動

取得してきたパスで以下コマンドを実行してコンテナを起動します。

docker-compose up

初期設定

コンテナが起動すると以下パスに各種ページが起動しています。

パス 機能
http://localhost:8080/admin Exmentインストールページ
http://localhost:8888 phpMyAdmin

Exmentの初期設定を行うため「http://localhost:8080/admin 」へ接続します。
接続する以下のような画面が表示されるめたそのまま「Submit」します。

1.png

次にSQLの初期設定画面が表示されるます。

2.png

各項目に関して、以下表のように設定し「送信」を押します。

項目 設定値
ホスト名 db
データベース名 exment_database
ユーザー名 exment_user
パスワード secret

以下画面が表示されるので「インストール実行」を押します。

3.png

しばらくすると「Exment初期設定」画面が表示される。ここまで表示されれば環境構築は問題なく実行できている。あとはサイトの設定を行えばExmentが使用できる状態となります。

4.png

バージョン指定

真面目に使おうとした場合、バージョン固定が出来ないと使いにくいと思います。
docker file上の環境変数「EXMENT_VERSION」で使用するexmentのバージョン番号を指定する事が出来るようになっています。

Dockerfile
FROM php:7.2-fpm

# Exmentバージョンを設定する
ENV EXMENT_VERSION 3.0.13

また、私が使っているバージョンに関しては、docker hub上でビルドするようにしています。

yamada28go/docker-exment

バージョン毎にタグを切るようになっているのので、それに合わせて取得してください。

[例]version-3.0.13の場合
docker pull yamada28go/docker-exment:version-3.0.13

また、docker-compose.ymlファイルにもバージョン情報を持っています。
以下のようになっているので、使いたいバージョン番号を指定して使用してください。

docker-compose.yml
  php:
    image: yamada28go/docker-exment:version-3.0.13
    volumes:
      - www-data:/var/www
    depends_on:
      - db
    environment: 
      EXMENT_VERSION: 3.0.13

その他

この設定ファイルはExmentのお試し用に作りました。
セキュリティに関して十分に検討して作っていないため、本番適応する場合はセキュリティ面など再度検討してから使って下さい。


参考

Laravel製のオープンソースWebデータベースを開発した話

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