概要
- pleasanter、docker、PostgreSQL、SSLの環境を作りました。
- gitsを駆使したのでほぼコピペでpleasanterが動くようになりました。
- SSLにも対応しているので、インターネットに置いてお試しとして使う事が出来ると思います。
作ったもの
使い方
ドメイン
SSLを使う場合、 ドメイン取得が必須となります。
適当なドメインを用意しまょう!
aws ec2セットアップ (必要な人だけ)
今回はec2を使いました。
実際の所は、dockerが動けば何でもよいと思います。
ただし、メモリが1Gくらい必要でスワップが無い状態だとうまく起動させることが出来ませんでした。
(aws EC2 t2-nanoのデフォルトだとスワップが無い。)
以下shellで順次設定していきます。
次に、amazon linuxを入れた直後だとdockerが使えないため、
以下shellで有効化します。
gits shell amazon linux docker有効化
pleasanter準備
いよいよ本題です。
pleasanterの準備を行います。
gitリポジトリをクローンして良いパスに移動して以下コマンドを実行してください。
なお、sslが不要な方はコマンドの中で実施している「git checkout ssl」を外して下さい。
ドメイン設定
sslを使う方はドメインを設定してください。
gitで落ちてきた設定ファイルの中から、
以下ファイルの★の部分を変更します。
~ 抜粋 ~
# 通信を暗号化
https-portal:
image: steveltn/https-portal:1
ports:
- '80:80'
- '443:443'
links:
- pleasanter-web
restart: always
environment:
DOMAINS: 'wordpress.example.com -> http://pleasanter-web' ← ★1
# 本番モードへ切り替え
# STAGE: 'production' ← ★2
# 証明書を強制的に再取得する
# FORCE_RENEW: 'true'
~ 抜粋 ~
★ | 意味 |
---|---|
★1 | wordpress.example.comをご自分のドメイン名に置き換えてください。 |
★2 | コメントを外すとLet's Encrypt から発行された証明書を使います。コメント付きだとオレオレ証明書で動きます。 |
起動
普通に起動してください。
docker-compose up -d
指定されたドメインにアクセスするとユーザーは初期設定となっているので、
以下アカウント情報でログインしてください。
user: Administrator
pass: pleasanter
よく考えたら...
正規版pleasanterの小規模プランだと1000円/月との事です。
aws EC2 t2-nanoでも月1000円くらいかかるので、
pleasanterの開発に貢献する意味でも正規版を買うようにしましょう!
続き
自動バックアップ機構を追加した記事です。
pleasanter+PostgreSQL+SSL+dockerで自動バックアップを作ってみた
参考
Pleasanterをサクッと起動できるcompose
https-portalを使ってみて、個人的にぶつかりそうな壁の解決方法
docker で全自動 Let's encrypt