- 2023/08/27更新
当初は2023年8月末までだったけれど、2023年9月末まで延びたらしい。実は受験予約をしようとしたら、8月まで一杯で取れず。エー!なんて思っていたら、9月も予約を取れるってことで気付きました。
期間限定のOCI無料試験が始まったよ
これまでにも開催されていたOCI資格の無料受験イベントが始まりました。今までと違うのはレース形式になっていて、条件をクリアするとデジタルバッチやグッズをもらえます。ただし、現時点で日本語版はありません。
概要は下のコース図のとおり。デジタルコースを1つ以上受講して、Live Session に参加して、1つ以上の資格に合格すればOK。
詳しくは、次のページ下のOfficial RulesやFAQsを参照のこと。
デジタルコースはお勧め
デジタルコースは、AWS Skill BuilderやMicrosoft Learnに相当する学習コンテンツで、資格ごとに動画や模擬試験などが公開されています。
たとえば、Become an OCI Architect Associate (2023)では、24h+10h=34h以上のコンテンツがあります。初心者がひととおりの機能を理解するのにも役立つし、経験者でも知らない新機能を発見するのにも役立ちます。
今回のイベント対象ではありませんが、日本語のデジタルコースもあります(リスト)。日本語化されていないコースもありますが、Foundations AssociateやArchitect Associate、Architect Professionalなどは日本語化されています。
登録したコースはOracle Accountでログインして登録すると My Learn から参照できます。
無料チケットは2枚まで
Free Certificationと言いながら無料チケットは2枚までです。そのため受験する科目は厳選しましょう。FAQには以下の記述があります。例外的に、2つの初心者向け資格の受験は無料です。事前予約も不要で、すぐに受験できます。
If I only have 2 free Exam Attempts, how can I pass 3 or more certification exams?
Two of the listed exams do not require the use of an Exam Attempt and are free to take anytime.Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate.
Oracle Cloud Data Management 2023 Foundations Associate.
The two free Race to Certification exam attempts can be used to take any of the other exams listed as part of the promotion.
Live Session参加に関する注意事項
Live Sessionのスケジュールは こちら 。ほぼ毎日近く、かなりの本数を開催しています。注意したいのは時間と参加方法です。
日本時間ではないので、次のように変換すること。
08:00 AM America/Los_Angeles(GMT-7)→その日の夜中0時
11:00 AM Asia/Kolkata(GMT+5:30)→その日の14時30分
その昔、夜中2時や3時スタートのオンラインイベントに参加していたことが懐かしい。今回はそれほどツラくなくてひと安心。
そして参加方法です。
- 事前にLive Sessionリストから参加したいイベントを選択します。
- セッションの詳細画面でEnroll(申し込み) をクリックすると、申し込みと共に、メールが送られます。
- イベント開始数分前になると、ボタンがAttend This Event に変わります。クリックするとZoomで参加できます。
試験の受験方法
認定試験(オラクル配信試験)の受験ガイドの説明をよく読んでください。
受験方法は簡単です。それぞれの試験対策のデジタルコースで「Register Now」をクリックして登録するだけです。ただし、予約できる時間には限りがあるので1週間前には確認しておきたいところです。
また、実際の試験は「Register Now」と同じ「Online Certification Exam」ページから開始できます。30分前からログインできるので慌てないためにも余裕を持って開始することをお勧めします。私の場合は、開始時に試験官からリモートチャットでいくつか質問がありました。音声のやりとりはなく、簡単な英語なので大丈夫でしょう。
事前準備
いままでの会場試験のように身分証明書は不要です。上級資格は身分証明書が必要です。
- カメラとマイクが付いたPC
- 紙のメモ(必須ではないが、試験官に提示された試験番号のメモや、計算問題などにあったほうがいいでしょう)
事前勉強
できれば以下の3つは全部やることをお勧めします。筆者の場合、Practice Examをサボったところ、けっこう苦戦しました。余裕で合格できると思ったのに余裕なしの点数。
- メインとなるデジタルコースのSkill Check
- Prepare for 資格名
- Practice Exam 資格名
受検時の注意事項
初回に受験したときは何の問題なくできたのに、2回目のときには私の手順が悪かったのか、そもそも受けられませんでした。
- check-inボタンをクリック
- Zoom画面が表示されるので参加をクリック
- なぜかずっと待ち状態で受験開始時間を過ぎる
- 再度check-inを実行
- Zoom画面でビデオを有効化してから参加をクリック
- こんどは身分証明書のID確認のブレイクアウトセッションに振り分けられる
- しかし、この時点で試験開始時間を10分以上過ぎていたためか、さらに20分以上待っても放置状態で試験を断念。クー
真実はわからないけれど、↓この画面で「ビデオを開始する」にしてから参加しなかったことが原因のようだ。みなさん気をつけよう。
2023年版の試験は難しそう
デジタルコースやライブセッションを見て思うのは、Architect Professionalなどは実際にOCIコンソールで操作するハンズオン形式の問題があること。ライブセッションでは「環境に慣れることが大切」と口酸っぱく言っています。
ハンズオン冒頭では割り当てられたコンパートメントを使うために各種環境情報を入力する必要があり、そのことに関してもライブセッションでは細かく説明していました。実際の操作の前にいろいろ戸惑いそうです(汗)。
仕事の都合などで資格を取らなければならない人は、2023年版ではなく、ハンズオンのない2022年版にした方がよいかもしれません。
#OracleCertified