はじめに
こんにちは。パナソニックコネクトの山田です。
設計から、構築、レビューまでをGitHub Copilotで全面的に活用するというチャレンジをしました。
本記事では、「GitHub Copilot × Markdown × Git」を組み合わせた開発プロセスと、そこから得た学び(良かったこと・苦労したこと)を共有します。
AIを活用した開発プロセス
今回、以下3つのツールを連携させて進めました。
- 全行程でGitHub Copilotを活用にする
- 設計書はすべてMarkdownで記述する
- 設計書やコードをすべてGitで管理し、変更履歴を可視化
やってよかったこと
主に2つの大きなメリットを感じました。
①圧倒的な生産性向上
最も大きな効果は生産性の向上です。
Markdownでかかれた設計情報をもとにGitHub Copilotを活用することで、体感8割程度の完成度で自動生成してくれました。0から書く場合と比較すると作業時間が大幅に削減できたと感じています。
これは今までのExcelやWordよりも精度は高いと感じています。
また、レビューの際にもGitHub Copilotは活躍します。「このコードもっと良い書き方ない?」と尋ねれば代替案を提案してくれますし、「抜け漏れがないかチェックして」と依頼すれば、設計内容を踏まえた提案を返してくれます。
②俗人化の排除とナレッジ蓄積
設計書もコードもすべてGitで管理したことで、「なぜこの設計になったのか」「なぜこのコードが変更されたのか」という経緯が行単位ですべて履歴として残るようになりました。
これにより、あとから参加したメンバーもスムーズにキャッチアップが可能です。
苦労したこと
もちろんやって良かったことばかりではありません。新たな課題やスキルを感じた点も共有します。
①AIに頼りすぎてしまう
Copilotは非常に優秀ですが、「AIがそう答えたから」は、通用しません。
なぜそうなるかを理解し、その仕組みや背景をきちんと理解し、最終的な決定の責任を負う必要があります。(この点は、よく先輩に指摘いただきました、)
ただし、プロンプト次第では根拠も示してくれるので、うまく付き合う意識が必要です。
②MarkdownやGitへの慣れるまで時間がかかる
Markdownの記法やGitの操作など、最初は調べながら行う必要がありました。
ただ、これは一時的な学習コストでしかありません。一度慣れてしまえば、むしろ早くドキュメントをかけるようになります。(Markdownスキルは、Qiita記事を書く時にも役立ちます!!)
最後に
今回のプロジェクトを通して、GitHub Copilotは、開発のあらゆる工程をサポートしてくれる強力な相棒だと感じました。
例えば、ゼロからのたたき台作成のほかに、コードを書き始めると、Copilotが次々と候補を提案してくれます。さらに、Git上のCopilotによる一次レビューも活用も可能です。
もちろん、AIにすべてを委ねることはできません。しかし、MarkdownやGitというAIと相性の良い開発基盤を整えることで、より効率的に活用することができます。
今回の挑戦が、AI活用のヒントになれば嬉しいです。
注意事項
本ブログに掲載している内容は、私個人の見解であり、
所属する組織の立場や戦略、意見を代表するものではありません。
あくまでエンジニアとしての経験や考えを発信していますので、ご了承ください。