日本時間 2022/5/5(木・祝) ~ 6(金) の2日間にわたりオンラインで開催された Microsoft 365 Virtual Marathon 2022 に参加・登壇しました。イベントの略称は M365VM です。
イベント概要
当方が説明するよりも、公式サイトを案内したほうが早いでしょう(手抜きともいう)。
公式サイト
Microsoft 365 Virtual Marathon
どうやら、毎年同じページを更新してるぽい。去年(2021年)の案内などは当方が確認する限りでは無くなっているようです。記録と記念として M365VM 2022 のアイキャッチと冒頭の案内をスクショで残しておこうと思います。
■上記の案内文 日本語訳
Microsoft 365 Virtual Marathon は、2022年5月4日~6日に開催される、60時間の無料オンラインイベントです。世界中からスピーカーを招き、ずっとコンテンツが続きます。このイベントは、参加希望者全員が無料で参加できます。Azure を含む Microsoft 365 のさまざまな部分について、私たちと一緒に考えてみませんか?
英語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語のセッションがあります。英語セッション(Microsoft Teams限定)は全てライブキャプション付きです。
世界各国で M365、D365、Azure、Power Platform などのコミュニティメンバーなどが登壇する凄いイベントです(語彙力。
M365VM YouTube
セッションの動画は、後日 YouTube に公開される予定とのこと。
Microsoft 365 Virtual Marathon – YouTube
今年の Keynote が既に公開されているので・・・期待して(?)お待ちください、って感じです。
M365VM 日本トラック情報
2022年も日本語の登壇情報などは Connpass のページで案内が作成されています。
資料のページに公開されているスライドもリンクされています。
とりまとめてくださった 太田さん 今年もありがとうございます。
Microsoft 365 Virtual Marathon 2022 Japanese Track
日本語トラックは 32 セッション!?
「JapaneseA」と「JapaneseB」の 2 ルームが同時平行で行われる豪華構成でした。
Power BI によるスケジュールも例年通り作成されています。
今年は 石川さん による提供です。こちらも感謝です!
当日の様子は Twitter を追っかけると雰囲気がつかめると思います。
日本人ついったーすきだよね!って海外の方が言っていたとか何とかw
感謝の極み
昨年の登壇後記 と同じになっちゃうですが・・・
ご参加くださった皆さん、運営・登壇者の皆さん、スポンサー各社に、超貴重なお時間を賜ったことに感謝しております。誠に感謝の極みです。
運営・登壇者の皆様お1人ずつ感謝をお伝えしたいのですが長くなっちゃうので・・・。おそらく関係者の全てが感謝しまくっているであろう、この御方。昨年に引き続き日本チームをとりまとめてくださった 愛先生 、本当にありがとうございました。そして、おつかれさまでした!
今年は新たな登壇者も増えて、海外の運営メインとの連絡や調整など幅広くご対応いただき、ホント尊敬です。愛先生無しでは、このイベント成り立たないんじゃないかな、って思ってます。
登壇概要
当方は、Day1 の座談会 x 2 発と、Day2 のセッションの計 3 つで登壇しました。
日本語トラック初日の朝イチ、1 発目から座談会(しかも、メンバーが濃いw ←自分で言うなw)という攻めた構成になっておりました。
セッションのタイムスケジュールは登壇者各位の都合で組まれています。なので、狙って”そうなった”ワケじゃないんですがー。終わってみたら全体通して結果ナイスな流れになったんじゃないかな、と個人的には思っています。こういう「狙ったワケじゃないけど、ステキな流れになる」っていうの、ユーザーコミュニティのイベントならでは、って感じでホント大好きです。ステキ!
Power Apps 今昔物語 (Day1 JapaneseA)
「Power Apps 関連の MVP(卒業生含む)でテーブルトークしようぜ!」と思いつきで発言したら実現した座談会です。タイトルも完全に当方の思いつきです。「今と昔を比べながら、ゆる~く楽しもう」みたいなノリで命名したような気がします。(うろ覚え)
一緒に参加してくださったパネラーは下記。
Hiro さん
りなたむ さん
じゅんじゅん さん
Akira さん
順番は MS MVP 初回受賞順です。(たぶん、あっているハズ)
内容は動画の公開をお楽しみにしてくださいね!
というコトで、ここでは触れません。
裏話ですが、ファシリテーター役の当方が途中で楽しくなりすぎて一瞬時間を忘れてしまいまして(汗)。事前準備(そんなにガッツリとは実施していないのですが:ネタバレ)の段階でも、パネラー全員が「これ、確実に時間が足りなくなるでしょ!www」と言っていました。結果、予想通りでしたねってなりましたw
時期未定ですが、同様のテーマ&パネラーでユーザーグループにて座談会を企画しようと考えております。期待してくださる方は続報をお待ちください!
M365VM2022 公開された動画はこちら
DX365 Journey wiz Microsoft Business Applications (Day1 JapaneseA)
こちらは「Dynamics といえばこの御仁」という 室長、こと吉島さんにお声がけいただき、パネラーとして参加した座談会です。
一緒に座談会したメンバーはコチラ。
こちらも濃ゆいですw
りなたむサンと当方は2連発の座談会でした。
Dynamics を主軸に「攻めと守りのDX」な話題と、事前に室長さんが全世界に向けて公開・回答募集をしていたアンケートの結果をもとに進行しました。アンケートの結果は Power BI でまとめられております。英語表記ですが、得るものが非常に多い結果になっていると思います。時間をつくって確認することをおススメします。
・室長サンのアンケート結果 Power BI レポート
https://bit.ly/PBI_RDS_2022_V01
こちらも詳細は動画でお楽しみください。
「DX には攻めと守りが必要」という重要な点が伝われば嬉しいです。
補足の案内
2022/5/25(水)に予定されている PBC さんのオンラインセミナーでも紹介されるそうです。
申し込みページは下記です!
中小企業のDXを促進するDynamics 365/Power Platformの活用方法とは?!
自社で実際に運用している”見える化”の仕組みと合わせて解説があると想定されます。DX365 座談会では時間の都合で紹介されなかった社内で利用している仕掛け・仕組みの説明があるでしょう。こちらも得るモノが多い貴重な時間になると思っています。皆さん、是非ご参加を!
Power Apps デバッグテク n選 (Day2 JapaneseA)
単独登壇です。Power Apps のキャンバスアプリを作成する際に、自分がよく使うデバッグテクニックを幾つか紹介しております。
「このテのテクニックやナレッジをまとめたモノってあんまり見かけないなぁー」と常々感じていたんですよ。今回も登壇の機会を賜ったので、その”感じてた”トコを少しでも伝えられるように挑戦してみた、って感じです。
Debug 専用スクリーン(Config スクリーン/設定画面)のアイディアなど、上級者と思われる方々が「自分もやってる」などフォローのチャットで反応してくれて嬉しかったですね。Teams 会議の参加者欄で、何名か超上級者(所謂、変態=海外だと Ninja)クラスの方々がいたので、内心「この方法は紹介しないのか!」等ツッコミはいるかとドキドキしていたのはナイショですw
資料は公開しておりますので、そちらを参照いただくとして、ヒトコトだけ…
「監視(モニター)」はいいぞ!!
・監視(モニター)機能 ▪ モニターの概要(Microsoft Docs)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-apps/maker/monitor-overview?WT.mc_id=BA-MVP-5004053
・Power Apps のモニター・操作ログ確認機能が一般公開に(吉田の備忘録)
https://memo.tyoshida.me/power-platform/powerapps/power-apps-monitor-generally-available/
M365VM2022 公開された動画はこちら
後方支援(モデレーターなど)
M365VM は有志が所謂「手弁当」で開催しているユーザーコミュニティのイベントです。企業が開催するようなイベントではないため、基本的には司会進行や裏方の運営なども全て登壇者含めた有志のメンバーが担っています。アンケートの結果を拝見していると、運営に関する暖かいお言葉があって感激しました。
今回は、昨年よりも当方が司会業など多めに担当する機会を頂戴しました。自分としては普段通りのコミュニティイベントなノリだったんですけども、アンケートの結果で後方支援の高評価をバイネームで頂戴しており非常に嬉しい気持ちになりました。その他イベントでも、運営メンバーや司会の担当者にも暖かいご意見を届けてくださると今後の励みになるので積極的に推奨したいな、と思いますね。
幕間で流してた BGM はサポートメンバーによって様々です。当方は YouTube のオーディオライブラリから「ハッピー」や「明るい」といったカテゴリを選択して再生しておりました。とあるタイミングで、ジャズ系を選択しておいたら西部劇感満載のコンテンツが続いて「バーガー食べたい」「カウボーイがくる」等のコメントをチャットでもらって、ニヤニヤしちゃいました。幕間も積極的にチャットで盛り上げてくれるのも嬉しいですねー。裏方業が捗ります。
自分が音楽系の専用ツールを取り扱うスキルを持ち合わせていないので、ブラウザーで再生して、Teams 会議の画面共有で [コンピューターサウンドを含める] で対応しておりました。
幕間ですし、コレで十分「ソレぽくなる」な、と思います。個人的には「もう、これでいいかな」って思ってますが、音響強者の方であれば、もっと良い BGM を届けられるんでしょうねぇ。
総括
「Pay it forward」、日本語だと「恩送り」という言葉を強く感じるイベントだったなぁと、この記事を書きながらあらためて思っています。
あまり多くのことを書くとネタバレになってしまいますので自粛しておきます。動画が公開されたら JapaneseA、B のセッションを順番にご視聴いただくと良いと思います。「偶然が作り出す素晴らしい流れ」を垣間見れるんじゃないかな、と期待しています。
それでは、皆さま、素晴らしい Power Platform Life を!