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[PowerApps Tip's]そっくりさん?ドロップダウンとコンボボックスのちがい

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PowerAppsで、選択肢から何かを選ばせるコントロールが2種類あることをご存知でしょうか?

「ドロップダウン」と「コンボボックス」

01.png
「ドロップダウン」と「コンボボックス」です。
何が、どう異なるのか?皆さん、説明できますか?

当方はできませんw

なので、調べてみました。

「ドロップダウン」と「コンボボックス」のちがい

実際にアプリで実行して確認したり、各々のコントロールで設定できるプロパティを確認すると、かなり異なっているコトが確認できます。公式情報を下記に並べておきますのでご確認ください。

PowerApps のドロップ ダウン コントロール

ドロップダウン コントロールを使うと、特にリストに多数の選択肢が含まれている場合に画面スペースを節約できます。 ユーザーが下向き矢印を選択して選択肢を表示しない限り、コントロールが使うのは 1 行のみです。 コントロールは、最大で 500 の項目を表示します。

PowerApps のコンボ ボックス コントロール

コンボ ボックスコントロールで、選択する項目を検索することができます。 検索は、SearchField プロパティについてサーバー側で実行されるので、パフォーマンスが非常に大規模なデータ ソースによって影響を受けることはありません。

ドロップダウンは、単純にItemsから1つだけ選択するコントロールになります。

それに対し、コンボボックスの場合はドロップダウンの機能に加えて、さらに文字列入力による検索、単一選択モードまたは複数選択モードを指定できるなど高機能になっています。加えて、表示可能なアイテム数などスペックが異なりますね。

ドロップダウンの"強い版"がコンボボックス、というイメージでしょう。

カスタムリストから自動生成したアプリの場合

SharePoint Online のカスタムリストから自動生成したアプリでは、選択肢の列が自動的にコンボボックスで作成されます。

例えば、下イメージのような選択肢列を持つリストからPowerApps アプリを自動生成した場合・・・
02.png
生成された「EditScreen」の該当コントロールを確認すると「コンボボックス」になっています。
03.png
そのため、データソースをSharePoint で利用しているだけだと"そっくりさん"なコントロールがあることに気づかないかもしれませんね。

#まとめ

  • PowerApps にはドロップダウンとコンボボックスの2種類 選択肢のコントロールがある
  • ドロップダウンはMax 500個しか表示できない
  • ドロップダウンの高機能版がコンボボックスのイメージ
  • 1つのコントロール内で複数を同時に選択させたい場合は、コンボボックス必須
  • SharePoint Online のリストから自動生成した場合はコンボボックスになる

自動生成される場合、とくに意識する必要はないかと思います。ゼロベースで全て手動でデザインからアプリを作成する場合は、この(コントロールとしての)選択肢の(行為としての)選択肢として把握しておくと幸せになれるかもしれませんね。

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