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プチコンmkIIとプチコン3号に関する思い出

Last updated at Posted at 2019-06-23

めっちゃ個人的な投稿で済みません。

Nintendo SWITCH で「プチコン4 SmileBASIC」が発売され、すぐ欲しかったのだけど忙しくて1月も放置していて。購入気分を盛り上げる目的もあり、過去のネタを整理しておこうかと。だいぶ忘れかけていたので…

プチコンmkII

プチコンmkII はニンテンドーDSi/3DS用のBASIC環境。ファンタジーコンソール 的な割り切った、でも実用的な仕様と、持ち歩ける手軽さが衝撃的でした。

2012年あたり、私も スマホ用のサイト を公開したりして、スマホ用命令表 を作成したりしました。

また昔懐かしい ペンキマン を覚えている範囲で再現してみたり。
image.png
高橋はるみさん、実在の人物だったのでしょうか。ただただ懐かしいですね…

プチコン3号

そして 3DS の時代にパワーアップして帰ってきたのが プチコン3号 です。かなり高機能で、玩具の域を超えた開発ツールになった気もします。

第三回 プチコン大喜利

2014年に第三回 プチコン大喜利 に応募したのが良い思い出です。幸いなことに「PARTIAL WORLD この不完全な世界 ver0.20」という作品で、審査員特別賞をいただきました。
image.png
ゲームとしてはシンプルなアドベンチャーゲームで、普通にプレイできたら5分でクリアできてしまうほど短い作品です。でもプログラムはバグだらけで、ゲームは全然先に進めません。住民の話をよく聞いて、世界の異常を見つけ、それを正す、つまりはデバッグして先に進むゲームです。

実はこれ、元々はゲームではなく、息子のために作成したプログラミングの教材なんです。普通に問題を解くのでは飽きてしまいそうなので、ストーリーを付け、ゲーム風に仕上げてみた感じです。アイドルグループのメンバーらしきキャラが居るのも、息子がファンだからですw

この背景としては、私が中学生のころ、ベーマガ(BASICマガジン)などで掲載された、投稿作品(ゲーム)のプログラムリストを自分で打ち込み、でも動かなくてソースコード読んで原因を探ったりして、そうやってプログラミングの知識を得ていった。そんな体験を息子に伝えたかった、というのがあります。

ただこの「デバッグ(エディタ画面が必須)」という手法が災いして、プチコンマガジン 創刊号 にちゃんと収録されなかった、というオチがありました。結果、コンシューマー機へのデビューは幻にw

PW: 公開キー Z58EVW3E でダウンロード

第四回 プチコン大喜利

第四回 プチコン大喜利 にも一応は応募したのですが、土日の2日間しか時間がなく、チュートリアル面だけしか作成できない惨状で、当然ながら入賞は逃しました。

作品レベルがめっちゃ上がっている気がするので、完成していても結果は同じだったかもw
IMG_6883.JPG

image.png
こんな感じのパズルゲームで、上がゲーム画面、下が5種類の属性を漢字で入力する画面、侍戦隊シンケンジャーでの書道フォン的なやつです。火で氷を溶かしたり、木を燃やしたり、ぱっと見は面白そうなのですが、チュートリアル部分なのでゲーム性はほとんど無い。やはりパズルは問題が命、時間が十分に無いと作れないですねw

お恥ずかしい作品ですが、一応、公開しておきますね。

ENS1: 公開キー D4D24CD でダウンロード

スプライト系ハック

プチコン3号のBG・スプライト機能って面白い、というかめっちゃ単純で、興味深いです。ソフトウェアによる実装ならでは、といいますか。

具体的には、例えばスプライト機能って、いわゆる昔ながらのスプライトではなくって、単にグラフィック画面の重ね合わせ機能なんです。特定の場所にある特定サイズの画像を、メインの画面に転写する、わりと汎用的な機能をスプライト命令で呼び出している。

スプライトの元画像を置いてある場所も画像ですから、点を打ったり、線を引いたりして書き換えることができる。書き換えた結果、表示するスプライト画像も書き換わっているわけで。

そのあたりを利用してちょっと作りかけたのが、以下のシューティングゲームの自機だったりします。もとからあるデザインを利用した戦闘機が3台、グイーンと合体し、更にその周りにオプションや、前面にカバーが付いたり、とドンドン強化されていきます。
image.png

ハレーズコメット的なゲームを作りたかったのですが、自機だけで力尽きたパターンですw

単なる技術デモで、戦闘機が弾を撃ちながら、どんどんパワーチップを取っていくだけ、敵は出ません。一応公開しておくので、もし興味ある方がいたら完成させてみてください(ぉぃ

GS: 公開キー YP53XD でダウンロード

【追記】実際に起動したら、タイトルのデモ画面の後に、プレイ画面もありました。やはり敵は出ないですが、自機が動き、Aでショット、Bでパワーアップします。左右の移動時に自機がちゃんと傾く(というか、傾く元のデザインをうまく利用している)のが確認できますね。

というわけで

まとめてみると少ないですね…

技術検証みたいな小さなルーチンはいろいろ作るのですが、ひとつのゲーム、ひとつの作品として仕上げるまで作るにはモチベーションというか、何か理由が必要、といいますか。

この傾向はあまり変わらないかもしれませんが、プチコン4 SmileBASIC を購入できたら、こういった投稿ネタにするなどして、もう少し活発に動いてみたいな、と思ってみたりします。

念願のキーボード使える環境ですし!

ではでは。

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