Unityの良さのひとつは、アセットストア にある豊富なアセットではないでしょうか。
ちょうど今、2018年4月30日(月)~2018年5月12日(土)15:59まで May Maddness Sale を開催中で、様々なアセットが安く売られていますので、ショッピングを楽しんでみては如何ですか。
購入したらインポートしてみる
アセットを購入、もしくはフリーのものを入手したら、さっそくUnityで試してみましょう。
今回利用するのは、フリーで配布されている Sporty Girl という女性キャラのアセットです。
新しくテスト用のプロジェクトを作成し、「Asset Store」タブの「マイアセット」アイコンをクリックし「購入済み」リンクをクリックすれば入手したアセットの一覧が表示されます。
試したいアセットの右にある「ダウンロード」ボタンをクリックすると
以下のようにファイルをダウンロードするのを待っていると、
「インポート」ボタンにかわりますので、クリックしてアセットを導入しましょう。
すると以下のようなポップアップが開きます。最初から全ての要素が選択されているので、「Import」ボタンを押せば完了です。
たいていの場合、Assets の下にフォルダが追加されますので確認してください。
デモを実行してみる
さて、Assetsの下に作成されたフォルダをみていきましょう。たいていのアセットにはデモ用に、Unityのシーンファイルが用意されていることがおおいです。Unityのプログラムと同じアイコンを探してみましょう。
今回も Demo フォルダの下にシーンファイルがありました!
さっそくダブルクリックして開き、
再生をクリックして実行してみましょう。
アセットの内容がよくわかるデモが始まりますので、操作してみて理解しましょう。
デモがない場合
残念ながらデモの付属していないアセットの場合、フォルダの中身を見ていくしかありませんね。
今回のアセットの場合、フォルダ直下にPDFのマニュアルが用意されていました。こういったドキュメントを参照するのは非常に良い方法です。(でも英語…)
今回のように3Dモデルの場合には、フォルダのなかでモデル用のファイルを探してみてください。以下のような見た目のアイコンで、ファイルとしては拡張子が fbx などのもの。そしてそれを選択すると、
インスペクターにプレビューが表示され、そのモデルを参照することができます。
この状態でもマウスでぐりぐり動かすことは可能ですが、拡大縮小などより詳しく見たい場合にはシーンにドロラッグ&ドロップして表示してから操作すると良いでしょう。
モジュールを組み合わせてみる
また以下は Star Sparrow Modular Spaceship というまた別の、やはりフリーのアセットです。格好良い戦闘機の3Dモデルなのですが、
こちらはモジュール化された、つまり部品に分割できるアセットです。
以下はデモのひとつですが、さきほどの戦闘機の部品が、部品ごとに並べられているのがわかります。これら部品を自分で組み合わせ、好きなデザインの戦闘機を作成するのも楽しいです。
イチから何かのモデルを作成することは大変ですが、こういったモジュール化されたアセットを購入し、自分で組み合わせて使用するのもUnityの楽しみのひとつだとおもいます。
もともとレゴなど大好きだった私は、ゲーム作るより、こうやってモジュールを組み合わせて遊んでいる時間のほうが長いような気も…
ダウンロードしたアセットファイルの場所
Windows だと %AppData%\Unity\Asset Store-5.x、もしくは c:\Users\ユーザー名\AppData\Unity\Asset Store-5.x フォルダにあるようです。
古くなったアセットはストアから消えてしまうことがあるようなので、マシンの買い替え時にはこのフォルダもバックアップしておくと良いかもしれませんね。
.unitypackage ファイルの解凍
まあアセットはUnityでプロジェクトに読み込めばAssetフォルダに解凍されるわけですが。コマンドラインで操作したい場合は以下のようなツールがあるようです。
- Unity Assets Bundle Extractor (UABE) for Windows
- UnityPackage Extractor for Python
というわけで
以上、Unityのアセットストアに関して簡単に説明してみました。Unity自体も無料ですし、フリー(無料)のアセットもいろいろあるので、まずは幾つかダウンロードして試してみては如何でしょうか。楽しいですよ。
3Dモデルをグリグリ動かしていると、何か良いゲームのアイデアが閃くかもしれませんよ?