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前回、Tor のアーキテクチャについて調べました。
今回は、サーバー側も匿名化する Hidden Services (.onion) について記載します。

通常の Web は IP アドレスを知らないとアクセスできませんが、Dark Web では、サーバーの場所や運営者も不明なままサイトが表示されます。
互いに居場所を知らないのに通信が成立する、Rendezvous Point(ランデブーポイント)という仕組みについて調べてみました。

登場人物

接続プロセスには、主に以下の役割が登場します。

  • Client: サイトを見たい人
  • Server: サイトを運営する人
  • Rendezvous Point: 待ち合わせ場所

接続までのステップ

クライアントが .onion にアクセスする時、以下のようなやり取りが行われているようです。

  1. 紹介所の開設
    サーバーは、Tor ネットワークの中からいくつかのノードを選んで「紹介所 (Introduction Point)」になってもらいます。
    「自分への連絡はここで受け付ける」と設定するようです。

  2. 待ち合わせ場所の指定
    クライアントは、サーバーの紹介所に直接行くのではなく、別のノードを「待ち合わせ場所 (Rendezvous Point)」に指定します。
    そして、「ここで待っている」という情報を紹介所に送ります。

  3. 合流
    サーバーは紹介所から連絡を受け、指定された待ち合わせ場所に向かいます。

  4. 接続
    待ち合わせ場所で回線が繋がります。

結果として、以下の経路ができるようです。
Client -> (3 ホップ) -> [Rendezvous Point] <- (3 ホップ) <- Server

まとめ

映画やドラマで見かける、「〇〇の受け渡し」のような仕組みですね。
仲介役すら、誰が何を出し入れしているか分かっていない状態を作ることで、信頼性を担保しているようです。

次回は、この仕組みが破られるケース、Deanonymization(匿名化解除) の事例や手法について記載します。

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