はじめに
こんにちは、やくもです。
私は2025年度のJapan AWS Jr. Champions(以下、Jr. Champions)として活動してきました。本記事ではこの一年間の活動を振り返っていきます。
本記事を通して、Jr. Champions というプログラムに対する理解を深めていただいたり、私がどのように一年間活動してきたのかが伝われば幸いです。これから Jr. Champions を目指す方や、若手 AWS エンジニアとして何かアクションを起こしてみたい方の参考になれば嬉しいです。
Japan AWS Jr. Championsとは
Jr. Championsは、社会人1~3年目のAPNで働くエンジニアを対象に、AWS Japanが独自に展開する表彰プログラムです。
公式クライテリアには以下のようにあります。
AWS Partner Network (APN) 参加企業に所属し、現在社会人歴 1~3 年目で突出した AWS 活動実績がある若手エンジニアを「Japan AWS Jr. Champions」として表彰します。これは、AWS を積極的に学び、自らアクションを起こし、周囲に影響を与えている APN 若手エンジニアを選出しコミュニティを形成する、日本独自の表彰プログラムです。
本記事では私自身の活動の振り返りに重きを置きたいため、プログラムに対する詳しい解説は省かせていただきます。詳細は以下の公式クライテリアを参照ください。
結論:Jr.Championsとしての活動はどうだった?
技術的にも、人間的にも大いに成長できた一年だと感じています。その意味ではもう二度とできないような経験でした。
特に技術的成長に関しては、この一年私の興味が向いているAI分野に特に注力してアウトプットをしてきました。その結果CommunityBuilderに選んで頂くなど、一定の成果を出せたと感じています。
また、他者の行動変容を生じさせるようなアウトカムをもたらすことができた場面多々ありました。
これらは自分の活動が誰かにとってポジティブな影響を与えられた証だと感じていて、Jr.Championsとして嬉しかった瞬間でもあります。
実際にどんな活動をしてきたか
Jr.Championsとしての具体的な活動ですが、私はそれなりにしていた方かなと思います。(とはいえ、今年度はかなり活動意欲の高い方が多い印象でした)
この一年の活動内容は大きく分類すると以下のとおりです。
- 公式のmeetup参加
- Jr.Champions有志で企画したイベント、勉強会
- Qiitaでのブログ投稿
- JAWSなどのコミュニティ活動や登壇など
公式のmeetup参加
公式のmeetupでは任期中、毎月AWSさんが何かしら面白い企画を用意してくださり参加させて頂きました。DeepRacerに触ってみたり、LT大会をやってみたりと、Jr.Champions同士の交流を深めつつ技術面の知見を深めることができ、非常に刺激的な毎日を送ることができました。
また、優秀すぎる同期もたくさんいる中で自分もまだまだ成長しなければ、と気付かされる毎日でした。
Jr.Champions有志で企画したイベント、勉強会
Jr.Championsのもう一つの面白さは、同期との横のつながりから自発的に企画が立ち上がることだと思います。Slackでふと出た雑談がそのまま勉強会の企画になったり、誰かの「やってみたい」が即イベント化したり、というスピード感は他ではなかなか味わえない体験でした。
Qiitaでのブログ投稿
Qiitaでのブログ投稿は私が注力していたアウトプットの一つです。ちなみに今現在まで週一で書いています。
また、Jr.ChampionsはQiita Organizationsも運営しています。
それらを含めて、任期中の記事投稿数は今日までで56本でした。我ながらよく書き続けているなあと思います。
今となっては毎週Qiitaを書かないと気分が悪くなってしまうので、今後も続けていけそうです。
JAWSなどのコミュニティ活動や登壇など
- 任期中の登壇は合計22回でした。
- その中でも大きめのカンファレンスにて、cfpにて何度か採択して頂き登壇することができました。
JAWS-UG をはじめとした AWS コミュニティでも、多くの登壇機会をいただきました。
会を主催してアウトプットの機会を創出してくださった運営の皆さん、本当にありがとうございます!
これまでの登壇資料は以下の SpeakerDeck にまとめています。
また、Jr.Champions内でも様々な活動をしてきましたが、次世代の若手との交流の場として「品川会」というLT会を立ち上げ開催しました。今まで6回近く開催し、100名以上のエンジニアの交流の場を提供できました。今後も継続して開催していく予定です。願わくば、この場から次世代のJr.Champions、TopEngineerが出てくれることを祈ります。
この一年はアウトプットだけでなくコミュニティの運営や立ち上げを通じて、コミュニティに「参加するだけ」から「場を作る」側へ少しづつ立ち位置を変えていった一年でもありました。
JAWSの運営においても、毎週の勉強会を含めて60回近い勉強会を開催したと思います。Jr.Championsになったことにより、今まで以上にコミュニティとの距離が近くなり、自分自身の成長に繋げることができました。
また、Jr.Champions同士の繋がりでJAWSFESTA、JAWSDAYSといったカンファレンスにも登壇もしました。どちらも素晴らしい経験になりましたし、人を巻き込んで活動していくことの難しさと面白さを同時に味わうことができました。
任期中のこういったカンファレンスはやはり特別な味わいになると思いますので、可能であれば参加、できれば登壇までチャレンジして見てください!
この一年を通じて
振り返ってみて、Jr. Champions として活動する中で得たものは「実績」よりも自分の中の基準値が上がったことだと感じています。
任期前の私は、登壇は「すごい人がやるもの」、ブログは「ネタが揃ったら書くもの」、コミュニティ運営は「いつかやれたらいいもの」と、どこか他人事として捉えている節がありました。それが Jr. Champions として活動する中で、同期や先輩が当たり前のように手を動かしている姿を見続けるうちに、自分の中の「普通」が引き上げられていきました。
「来週 LT あるから資料作らないと」「これ記事になりそうだから書こう」が自然と出てくるようになったのは、間違いなくこの一年の環境のおかげです。
今後に向けて
Jr. Champions の任期は終わりますが、これはゴールではなく通過点だと思っています。むしろ、ここからが本当の意味でのスタートです。
Community Builderとしても活動していく中で、AI 領域でのアウトプットの継続と深化していくとともに、今まで以上に良いものを出せるようにしていきます。
また、任期中に得たものを、次の世代の若手エンジニア、後輩へと渡していければと思います。特に、自社の後進育成も積極的に進めていきつつ、自身の経験も共有していきます。
これからJr.Championsを目指す方へ
これから Jr. Champions を目指す方に向けて、「Jr.Championsを目指しています!」という方にもこの一年多くお会いする機会がありました。
Jr. Champions になることだけをゴールにしてほしくない、というのが一番伝えたいことです。
Jr. Champions はあくまで通過点であり、「これまでのアウトプットを評価してもらえた」という結果でしかありません。本当に大事なのは、選ばれた後も同じ熱量で、あるいはもっと高い熱量で動き続けられるかだと思います。
自分が面白いと思う領域でアウトプットを続けていたら、結果的に Jr. Champions に選ばれていたという順番が理想だと思っています。Jr. Champions という肩書きが先にあるのではなく、活動の先に Jr. Champions がある、という感覚です。
私自身、選ばれる前から登壇などのアウトプットが好きで続けていまして、その延長線上に Jr. Champions があった、というのが正直なところです。
さいごに
Jr. Championsとしての一年間は、間違いなく私のエンジニア人生のターニングポイントでした。ジュニチャン同期、先輩、運営の AWS Japan の皆さん、そしてJAWSをはじめとしたコミュニティで関わってくださったすべての方に、改めて感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。
任期は終わりますが、私の AWS 活動はここからが本番です。これからもよろしくお願いします。
そして、これを読んでくれている若手エンジニアの皆さん。あなたの興味のある領域で、まずは一本記事を書いてみる、一回 LT に登壇してみる、それだけで景色は変わります。来年の Jr. Champions に、あなたの名前があることを楽しみにしています。