MIRACLE LINUXを選んだ理由
CentOS8の避難先として名乗りを上げた、日本製Redhat Enterprise互換ディストリビューションのMIRACLE LINUX。
20年以上の長きにわたり、互換ディストリビューション(有償)として運用されてきた実績を考えても、無償化したMIRACLE LINUXはほかの互換ディストリビューションよりも安心できると思い、使用をすることに。
せっかくだから、WSLもMIRACLEにしたいなということで、WSLのパッケージがないか探したものの、見つからず。
どうしようと思っていた矢先、閃いた。
CentOS8.4のWSLならあるので、そこから移行ツールでいけばいいのか!
試してみることに。
上手くいった(たぶん)ので、共有したい。
移行方法
などを参考に、WSLでCentOS8環境を整える。
この時、
wsl --import MILACLELINUX ${env:LOCALAPPDATA}\Packages\CentOS8 rootfs.tar --version 2
とすると、起動するときにCentosの名前にならないので、良いかも。
WSLでインポートした、CentOSを実行する。
まず、WSLからDNSの関係でネットができないので、下記を参考に修正
vi /etc/wsl.conf
[network]
generateResolvConf = false
vi /etc/resolv.conf
nameserver 8.8.8.8
で、一旦、Powershellなどで、
wsl --shutdown
したあと、WSLに再接続
dnf -y update
して、
を参考に移行ツールをダウンロード&実行!
curl -OL https://repo.dist.miraclelinux.net/miraclelinux/migration-tool/migrate2ml.sh
./migrate2ml.sh --core
完了!
下記で確認。
cat /etc/redhat-release
して、
MIRACLE LINUX release 8.4 (Peony)
と表示されれば移行完了。
最後に
dnf -y update
をかけて、最新の状態にします。
以上で完了です。
お疲れさまでした。
最後に
MILACLE LINUX 9 が出たら
wslMilacle とか出ないかな…。