はじめに
こんにちは。@yagizoです。猛暑の続くこの夏、いかがお過ごしでしょうか?
わたしは巷で流行っているmicro:bit(マイクロビット)を使って子供達とプログラミングをしながら遊んでいます。
夏休みの自由研究が未だ未着手のお子様がいるエンジニアのお父さん、父親の威厳を見せるチャンスです!
micro:bitって?
あのBBC!がプログラミング教育、STEM教育にと開発提供しているマイコンボードなんです。これが実によく出来ていて、色々なセンサーついて、簡単にプログラミング出来て、日本では、2000円ちょっとくらいなんで、ランチを少しケチれば、手に入ります。
- http://microbit.org/ja/ ... オフィシャルページはこちら
オススメの理由
その1 今来てます!
今年はmicro:bitコンテストが行われるなど、ちょっとしたブームが来てます。
- 【受賞者決定】「micro:bitでつくってみよう!コンテスト」を開催します! - Make:Japan
上記のコンテストの表彰式がMaker Faireにて開催されました。大賞作品は、子供の頃作ったビー玉迷路をmicro:bitを二枚使って、遠隔操作しながらゴールを目指すもの。コントローラーの傾け具合によって、レシーバー側は2軸のサーボに伝達し迷路を傾けるというmicro:bitの持つ機能をうまく取り入れた秀逸なものです。
その2 簡単開発♪
micro:bitの開発は簡単。PC立ち上げて、下記のURLにアクセスすると、用意された開発環境ですぐにプログラミング開始可能です。
pythonでの開発も可能ですが、手っ取り早く子供と始める場合は、ブロック←→JavaScriptを切り替えながら学べるので、こちらの環境がおすすめです。
左側にエミュレータがついているので、ボタンを押したり、揺さぶったりと実機さながらの動作検証ができるのもオススメです。
そういえば、右上のロゴを見て随分と企業イメージ変わって来たなと思いました。micro:bitを後押ししている企業がいちいちBIGなのも、魅力の一つです。
コーディングが完了したら、左下のダウンロードボタンをおすと、「プロジェクト名.hex」というファイルが作成されるので、ローカルに保存します。
:020000040000FA
:10000000C0070000D1060000D1000000B1060000CA
:1000100000000000000000000000000000000000E0
:100020000000000000000000000000005107000078
:100030000000000000000000DB000000E500000000
:10004000EF000000F9000000030100000D010000B6
:1000500017010000210100002B0100003501000004
:100060003F01000049010000530100005D01000054
:1000700067010000710100007B01000085010000A4
:100080008F01000099010000A3010000AD010000F4
:10009000B7010000C1010000CB010000D501000044
:
ファイルの中身はmicro:bitが可読可能なファイルに変換されていることがわかります。
後は、micro:bitをPCにUSB接続して、マウントされた先に先の「プロジェクト名.hex」を置くだけ。ファイルが転送され終了すると勝手に切断され、プログラムが開始します。
とっても簡単。
その3 楽しい - アイディアは勝手に広がる!!
我が家では、子供と遊ぶために下記のキットを買い足して、
さっそく、5才の次男にアクションポーズをとると、音とLEDの光で攻撃できるブレスレッドを作ってあげると、気分はヒーロー。
勝手に妄想を広げて、楽しそうに遊んでます!
戦隊ものや●面ライダー系のグッズは、新パターンごとに買い足さなければならないというお父さんのポケットマネー対メーカーの過酷な戦いを強いられますが、飽きて来たら新しいプログラムを書いてあげるだけなので、戦いは楽になります。
子供達を巻き込むためにプログラミングの本も購入して、目につくところに置いて置くと、簡単に餌に食いつく中学生の兄。
- micro:bitではじめるプログラミング ―親子で学べるプログラミングとエレクトロニクス (Make:PROJECTS)
- 手づくり工作をうごかそう! micro:bitプログラミング (ぼうけんキッズ)
わいわいやっている横で、興味を示してさっそくプログラミング開始。
サンプルのゲームを次々に入力しては兄弟で盛り上がり始める。するとその横で娘がチョコレートが入っていた動物型の空き箱でケースを作成。
デジタルとアナログ工作の垣根は子供達には無縁のよう。勝手に世界は広がっていきます!!
さいごに
こんなにお手軽なのにポテンシャルが高いmicro:bit。大人も子供も楽しめます。
夏休みの自由研究がまだなお子様にお父さんが救いの手を差し伸べる魔法のカードとしても活用できること請け合い。
この夏、家族でチャレンジするのはいかがでしょう?