New Relicの各種サービス
公式ページ見てみたら「New Relic◯◯」みたいのがずらーっと並んでてちょっと戸惑ったので、一部紹介します。
New Relic APM
APMはApplication Performance Managementの略
Java、.NET、Ruby、Python、PHP、Node.js つまりアプリケーションのバックエンドのパフォーマンスをモニタリングしてくれます。
New Relic BROWSER
ページのロード時間などのフロントエンドのパフォーマンスをモニタリングしてくれます。
APMを設定するとこちらも勝手に設定されるぽいです。
New Relic SERVER
2016/11/16に廃止されました
既に使用しているユーザは引き続き使えるようですが新規ユーザは使うことができません
(備考: New Relic Servers and New Relic Infrastructure | New Relic Documentation)
代わり?にNew Relic Infrastructureなるものが登場したようです
サーバーのメモリやCPUの使用率などのサーバーヘルスをモニタリングしてくれます。
New Relic Infrastructure
New Relic Serveの上位版みたいな位置づけのようですね。
ただし無料プランはない模様...
(備考。詳しくまとまってます: New Relic Infrastructure とは - Qiita)
その他サービス
こちらを参照して下さい
Software Analytics SaaS Application Monitoring Products: New Relic | New Relic
New Relicのアカウント作成
ここからサインアップするとお得らしいです?(参考AWSユーザなら無料で使えるNew Relic導入方法 - Qiita)
当方普通にサインアップしてしまったのでよくわかりません。
サインアップには電話番号も必要となるので注意。
日本の電話番号国コードは+81
です。(例: +81-3-1234-5678)
APMの設定
言語の選択
まずこんなページが出てきますので。
使用している言語をクリックします。
rubyを選択すると、ruby(rails)での導入フローが出現します。
「Reveal license key」からライセンスキーを見れますが、
後にダウンロードする設定ファイルには既に記述されてます。
gemのインストール
「Select your environment」のRailsに従って
gem 'newrelic_rpm'
を追記してbundle install
でインストール完了です。
設定ファイルの配置
画像ちょっと切れちゃってますが、.ymlの設定ファイルをダウンロードし
Railsプロジェクトのディレクトリのconfig/
配下に配置して下さい。
newrelic.yml
内のlicense_key
は直接ここに書かずsecrets.yml
に移したほうが良いでしょう。
app_name
は管理画面の一覧ページ上に反映されるので、後々判別できるものにしておきましょう
サーバーの再起動して完了
サーバー再起動して、いくつかページにアクセスします。
少し待つと、ここからモニタリング画面が見れるはずです!
ちなみにNew Relic APMを設定すると、New Relic BROWSERも見れるようになってます。
備考
管理画面に入ると
Our latest report on the following applications shows outdated framework versions which may be susceptible to security attacks:
とか出る可能性があります。
簡単に言うと「あなたが使ってるフレームワークは最新バージョンじゃないからセキュリティ的にあまり良くないです」的なことを言ってるだけで、New Relicの設定が間違ってるとかそういうのではありません。
おわりに
Railsだと本当に一瞬で導入が完了しますね。
追記
2018/02/27
昨年、New Relicの料金体系が大幅に変わりました。
各サービスの説明や料金に関しては こちら の記事にまとまっています。
また、今回の料金体系の見直しにより無料で使える機能が減ったのと、価格体系も正直お手頃感は無いので他のサーバー監視ツールとの比較検討もしたほうがいいかと思います。
その場合 こちらの記事 が参考になります。