はじめに
こんにちは! anyのプロダクトチームに所属している柳川(yue)です。
この記事は、any Product Team Advent Calendar 2024 25日目、最終日の記事になります。
今回アドベントカレンダー盛り上げ隊長として25日間(準備期間を含めると40日くらい)を無事に走り切ることができました🎉
せっかくなので今回のアドベントカレンダーを振り返りつつ、来年ぜひアドベントカレンダーを推進してみたい!という方のために、盛り上げ隊長としてやってきたことを記したいと思います。
この記事が誰かのお役に立ってくれたら幸いです☺️
盛り上げ隊長としてやったこと
準備期間から本日のアドカレ終了まで、時系列でお伝えしていきます。
準備期間
■ アドカレ参加の目的を整理する
チームメンバーを巻き込む時には、目的や背景の共有は必須!
エンジニア界隈ではアドカレの文化は一般的なので、改めて目的を伝えずとも意図を汲み取ってくださるエンジニアが多いですが、チームでやる意図を改めてお伝えすることで、目線を合わせて記事執筆に取り組むことができると思います。
こんな感じでNotionに目的や概要をまとめたページを作成しました
■ 参加ルールや事前準備の整理
参加にあたってのルールや参加者にお願いしたい事前準備を、Notion上に整理しました。
困った時にはNotionのページを開けば全ての情報が載っている状態にしておくと、参加者にとっては親切です。
(ここから引用で記載している内容は実際にNotionに記していた内容となるので、もし来年参考にされたい方はコピペして自由にカスタマイズして使ってみてくださいね☺️)
⭐️ 参加にあたってのルール
- 執筆内容は基本的に自由です!
- 媒体はQiita以外でもOKです!
- 個人のブログやnoteもOK!
- anyのZennで書いてもOK!(必要な場合はanyのPublicationに追加します)
- 誰かを傷つけるような言い回しは絶対に避けてください
- 炎上しそうな内容や表現はやめましょう
- 会社と紐づいているという意識を持った投稿をお願いします
⭐️ 参加者にお願いしたい事前準備
any Product Team Advent Calendar2024 への参加はQiitaのOrganization登録が必須となります。
- Qiitaのアカウントを柳川(yue)までご共有ください
- アカウントがない方
- アカウント作成をお願いします🙏
- 会社のメールアドレスでの登録もOKです!
- 以下にQiitaのアカウント記載ください!
--(表を作成し、Qiitaのアカウントを記載してもらいOrganizationの付与を管理する)--
■ 記事をレビューするフローの構築
会社として対外的に記事を発信していくことになるので、書いてくれるメンバーを炎上などのリスクから守り、会社として意義のある発信にするためにも、複数人でのレビュー体制を整えてアドベントカレンダーに臨むことをおすすめします。
今回のany Product Team Advent Calendar2024では、以下のレビューフローを構築して進めていきました。
⭐️ レビュー依頼から完了まで
- 記事の作成が終わったら、公開範囲を「限定共有」に設定して、記事を投稿してください
- Qiita以外の媒体の場合にも同様に、下書きの状態でレビュワーに共有できる状態にしてください
- 投稿の3営業日前に、下書き状態の記事を #any_product_team_advent-calendar_2024(アドカレ運営用のSlackチャンネル)に共有してください
↓こんな感じ!
- スレッド内でレビューが入った場合には修正を行い、レビュワーにメンションをつけてスレッド内で再レビューを促してください
- 最終的に、以下のメンバーのOKスタンプが付けばレビュー完了です
1. @柳川(yue) <- 盛り上げ隊長
2. エンジニア正社員メンバーのうち1名- レビューが完了したら、限定公開記事のURLをアドベントカレンダーの投稿日のURLに登録してください(前日までの登録で、公開日7時に自動で記事が全体公開されます)
- Qiita以外の記事の場合は、記事を投稿予約(朝7-10時目安)した上で、アドベントカレンダーへのURLの登録をお願いします
- カレンダーへの登録が終わったら、レビュー依頼のスレッドに登録が完了したことをお知らせください!
⭐️ レビュワー側
レビューは、ルール的な観点では2人以上でしっかり見て、あとはこうすると記事としてさらに良くなりそうなどの観点で、誰でも自由にレビューできるようにしました!
レビュワーがレビューで指摘したところに関しては、責任持って修正が完了しているかまで確認し、最終的にOKを出すという運用で回していました。
エンジニアはコードレビューの文化に慣れているので、レビューの型さえしっかり決めていれば、レビューの仕方などは詳細にガイドラインを引かなくてもしっかり回ると思います。
実際のレビューは、以下のような形で伝えられていました。
レビュワーがひとこと感想を伝えてからレビュー内容を伝える文化が自然と生まれ、レビュー修正の励みにもなっていました
■ 日付のアサインを仮決め
希望を聞いたり抽選したりしても良かったのですが、今回は以下のことを気にしながら、まずは私の方で日付を割り振りました。
- 私を含めた正社員のメンバーをアドカレの最初の方の日付に持ってきて、フレンズさん1もレビューや記事投稿の流れを把握しやすくする
- 土日月の記事は、正社員のメンバーにする(イレギュラー発生時に連絡がつきやすいメンバーにする)
- 記事書きにくいかな?難しそうかな?という方は後ろの日付にアサインし、日付変更や記事内容の相談に応じられるようにしておく
このような表を作り、依頼された方がいつまでに何をすればいいのかをパッと分かる状態にしていました
■ チームメンバーへAdvent Calendarへの参加を依頼
準備が整ったら、チームメンバーへ参加依頼を投げます。
参加依頼をお願いした後には、日付の変更相談を受けたり、「書けないかも...」「何を書いたらいいか分かりません」というような相談を受けることがあります。
できる限りみんなが気持ちよく記事を執筆できるように、メンバーに合った記事内容の提案や、記事執筆のハードルを下げられるようなライトなTips記事の実例などを伝えることなどができるとベストです。
■ Googleカレンダーにレビュー依頼締め切りと投稿日を登録
せっかく参加してくださる皆さんが「投稿日忘れてた!」「レビューの締め切り今日だったの?!」とならないように、Googleカレンダーに以下の日程をメンバーごとに登録しました。
- アドカレ下書きレビュー依頼締め切り日
- アドカレ投稿日
投稿スタートからの運用
■ Slackでのリマインド
毎朝9:30に、アドカレのお知らせを投げるためのリマインダーを設定していました。
ここは自動化し過ぎずに、私の方でその日の状況に応じて必要な方にメンションを付けてリマインドを促す流れとしていました。
実際に投稿日が変更になったこともあったり、早めにレビュー依頼をくださった方にはここで改めてお礼を伝えることができたりと、自動化しすぎなかったことで柔軟な運用ができたのではないかなと感じています。
■ アドカレを全社共有し、盛り上げ!
毎営業日、投稿された記事の紹介を全社へSlackでお知らせしていました!
また、全社のメンバーが集まるMTGでもトピックスとして積極的に紹介し、エンジニア以外でもQiitaのアカウント作成を依頼して、アドカレの購読やいいねの押下をお願いしたりしながら、全社での盛り上げを行いました!
■ ストック記事運用
どこかのタイミングで不測の事態が起き、記事が足りないとなってしまう可能性も鑑みて、ストック記事を募集しました。
早い段階でメンバーが手を上げてくれたことで、2記事のストックができそうということが分かり、後半に向けて気持ちの上でも少し余裕を持って進められました。
またこの後記載しますが、any編集部のアドベントカレンダーと連携して進めていたため、any編集部側の急な投稿日変更などにも、このストック記事のおかげで対応することができました!
ストック記事を2記事書いてくれたしょーごさん、本当にありがとうございました🙏
■ 今年のanyならではの運用
12月4日、anyはシリーズBとして、総額約10.55億円の資金調達を発表させていただきました。
それに伴い、全社としてもany編集部のnoteで「any的アドベントカレンダー」をスタートさせました。
このアドベントカレンダーの中では、プロダクトチームの記事も上がっています。
それらの記事に関しても、any Product Team Advent Calendar 2024 に載せてたくさんの方の目に触れてほしいと思い、連動させて運用していました。
any的アドベントカレンダーの運用チームと連携を取りながら記事の投稿日などを決めていましたが、投稿日の変更なども起きる中で、皆さんに柔軟に対応してもらったおかげでどうにか25日を走り切ることができました。
投稿日変更の依頼に応じてくださった皆様、本当にありがとうございました🙏
any Product Team Advent Calendar2024 振り返り
ここからは、25日間実際に走り切ってみての振り返りを残していきたいと思います。
前半のGood Pointは内輪向けになってしまいますが、ご了承ください🙇♀️
Good Point
■ 25日間走り切った!お疲れさま!!!
まずは1日も落とすことなく走り切れたことが本当に素晴らしかったです✨
カレンダーに空欄ができなかっただけではなく、日にちを過ぎてから後追いで登録されるような事態も発生しなかったのは本当にすごいことだと思っています!
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました☺️
■ 2記事以上の参加者9名!!!
👑 1位: しょーごさん 4記事執筆 & 座談会2記事に参加👏
🎊 2位:ふみやん 3記事執筆 & 座談会2記事に参加👏
🎉 3位: まさやさん & そがわさん 2記事執筆👏
🥳 3.5位:各務さん & 佐藤さん & なおとさん & たるちゃん 1記事執筆 & 座談会1記事に参加👏
1記事書くだけでも大変な中、2記事以上に参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!その想いに感謝です🧡
(私自身も4記事執筆 & 座談会3記事に参加させてもらいました!楽しかった😊)
■ たくさんのフレンズさんが参加!!!
今回、フレンズさん1にもたくさん参加していただきました🎉
10記事 / 全28記事 がフレンズさんの記事🧡
ご協力いただき、本当にありがとうございました!感謝です☺️
■ any的アドベントカレンダーとの連携でバラエティ豊かな記事に!
前述したように、any編集部が主催していたnoteのany的アドベントカレンダーと連携したことで、座談会などのバラエティ豊かな記事が、プロダクトチームのアドカレに色を添えてくれました🎉
⚫︎ デザインで、会社のステージを引き上げる。 by ゆうきさん
⚫︎ プロダクトとカルチャーの融合が魅せる未来 - Qastを支えるエンジニア3人の本音座談会 - by ふみやん & しょーごさん & yue
⚫︎ ミライ基盤が切り拓くQastの未来 - 挑戦し続けるエンジニア3人の本音座談会 - by ふみやん & しょーごさん & yue
⚫︎ 個とanyが交わり輝く -anyフレンズのエンジニア3人が語る ともに成長するプロダクトチームとは?- by 各務さん & 佐藤さん & なおとさん
⚫︎ Qastの価値の本質は「人との繋がり」 - Qastの便益を高めるPdMが目指すもの - by 前ちゃん & たるちゃん
⚫︎ 「anyエンジニア天下一決定戦」 -コードで再発見する仲間の強み- by そがわさん
⚫︎ 組織づくりもエンジニアリング - anyを越えて、世の中のスタンダードへ - by yue
以上の7つの記事において、執筆や座談会に参加していただいた皆さま、本当にお疲れさまでした👏
そして、any的アドベントカレンダーを主催してくださっていたPRチームの皆さま、本当にありがとうございました🧡
■ スムーズなレビュー!
まさやさん & ふみやん & しょーごさん の3名には全員分の記事のレビューを進めていただき、本当に助かりました😭
3人がいなかったら毎日の記事投稿は進められてなかったと思っています。
本当に感謝です🤝
今後の改善点
■ 準備期間もっと長めに
今回のアドカレ参加は、9月くらいから今年の年末アドカレやるよ〜みんな記事書いてよ〜と口頭ではちょくちょく言ってはいたものの、ちゃんとした形でアドカレの参加依頼を全体に周知したのが11/22となってしまい、ちょっと遅かったなという反省があります。
来年は11月頭くらいにキックオフをして、レビュー期間も3営業日から5営業日くらいに伸ばせると、比較的余裕を持って記事のストックも増やしていけるかなと思います。
今回はストック記事のおかげもあって、カレンダーのシリーズ2を追加することができて、3記事公開することができました。
来年はシリーズ2をすべて埋める勢いで、記事数を増やせたらいいな🔥
■ レビューをもっとみんなでやりたい
今回も意図としてはレビューはみんなでやりたいと思っていましたが、結果的に最後まで前述した3名 + 私がレビュワーという形を崩すことができませんでした。
最後の砦としてのレビュー以外にも、せっかくの機会なのでいろんな人がいろんな観点でレビューできる状態をつくって、レビューする側にもされる側にもメリットがある形がつくれたらよかったなと思っています。
来年は工夫します💪
■ Qiita Advent Calendarで入賞を目指したい
今年は、いいね数も購読数もランクインすることができませんでした😢
来年はもっとPRの仕方を工夫したり、Qiitaでの記事投稿を推奨したり、入賞目指して頑張りたいと思います!
Qiitaでは入賞しなかったけど、私はany Product Team Advent Calendar 2024が世界一だと思ってます🚀
おわりに
参加してくださったみなさま、ご協力いただいたみなさま、ほんっっっとうにお疲れさまでした👏 & ありがとうございました🧡
anyのチーム力を強く感じた1ヶ月間でした!
anyのプロダクトチームでは、技術ブログなどの社外発信の量がまだまだ少なく、興味を持っていただくきっかけや、採用候補者の方への最新の情報提供が足りていないことに課題を感じていました。
そのため、今回たくさんの最新の情報を発信することができて本当にうれしく思っています。
もし同じような課題感を持っていらっしゃる方がいたら、アドカレほど絶好の機会はないので、アドカレをきっかけに社外発信をスタートさせてみてはいかがでしょうか?
ぜひこの記事を読んで、うちの会社でもアドカレやってみたい!盛り上げ隊長やりたい!と思ってくださる方がいたらうれしいです。
また、来年はぜひanyのアドカレに参加して一緒に盛り上げたい!という方、ぜひぜひお待ちしております😊