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any Product TeamAdvent Calendar 2024

Day 2

anyの開発プロセスをアップデートしている話

Last updated at Posted at 2024-12-01

はじめに

こんにちは! anyのプロダクトチームに所属している柳川(yue)です。
この記事は、any Product Team Advent Calendar2024 2日目の記事になります。

昨日に続き、またまた登場です。
今日は、anyにジョイン後すぐに開発プロセスをアップデートした話を書こうと思います。

プロダクトチームの体制おさらい

anyのプロダクトチームは昨日もご紹介した通り、以下のような構成になっています。

チーム.png

入社時の開発プロセスの印象

私がジョインした時には、各チームでバラバラのタスク管理の方法をとっており、タスク自体もかなり属人化していて、個々人のタスク管理能力でチームが回っているような印象を受けました。

それに慣れているメンバーはいいのですが、私のような新参者には、何がどこにあるのかわからん!誰が何やってるのかわからん!という感じで、すぐにパッと各チームのタスクを一元管理できるボードが欲しくなりました。

また週1~2のMTGでタスクの進捗共有をPdMとエンジニア間でしている状態だったので、課題解決のリードタイムをもっと短くできそうだなと感じました。

士気の高いメンバーが揃っているからこそ、チーム力を高めるような施策でさらに開発を後押しできるのではないかと思い、スクラムイベントの導入とタスクの一元管理から始めることにしました。

やってみたこと

■ スクラムイベントの導入

QastAIチームでのスクラムチャレンジ

まずはQastAIチームで、スクラムのイベントとして特徴的な、プランニング・デイリースクラム・レビュー会・振り返りを一気に導入しました。

1週間でスプリントを切り、プランニングでやることを決め、デイリーで日々の進捗を確認し、レビュー会でアウトプットを発表し、振り返りではKeep/Problem/Tryを出しています。

これまで週1~2回の進捗共有だけだったMTGが一気に数倍にも増えたのですが、コミュニケーションの頻度が圧倒的に増えたことでチームとしての課題解決のスピードや質が向上し、ポジティブな状態を産むことができています。

振り返りでは、もっとこうしたら良くなるかもというTryをメンバーで出し合いながら、日々チーム開発を進化させています。

スクラムの流れ.png
スクラムの流れ。今は1週間のスプリントでまわしています。

他チームでも、まずは振り返りを

anyは前回紹介したようなフレンズさんと呼ばれる業務委託のメンバーにもたくさんご活躍いただいています。
フレンズさんが中心となっているチームでは、クイックなタスク管理と課題解決ができる状態をつくるべく、カンバン方式で、プランニングは実施せずに優先順位で並んでいるタスクをどんどん各自で取れる状態を目指しました。

ただ、その中でも振り返りのKPTは必ず実施するようにしました。
フレンズさん目線で改善のアイディアがいただけるので、非常に有意義な場になっています。

DesignDocの作成やお問い合わせのワークフローの改善など、フレンズさん発信で、どんどんプロダクトチームの改善が進んでいます。

シンカイゼンボード.png
フレンズさん発信のTryがたくさん生まれています!うれしい!

■ タスクの一元管理

タスク管理をアップグレード

これまでのタスク管理はNotionで行われていたのですが、チームによってバラバラのデータベースを使い、チケットも、エピック>ストーリー>タスク>サブタスクのように分けて管理されておらず、スプリントも紐づけられていない状態でした。

ここはエイヤでJIRAを導入!と行きたかったところですが、Notionでも理想としているタスク管理ができることが分かったので、タスク管理用のデータベースを組んでみました。
スプリント更新のオートメーションを組んだり、かなり苦労したので、こちらはまた別記事にします♡(常套手段でごめんなさい!)

チケットの説明.png
理想のチケットの切り方

チーム横断でタスクを管理できるようになったことで、チーム以外のタスクを持っているメンバーも、どんなタスクを持っているのか一目で分かるようになりましたし、カレンダーやタイムラインの表示を利用することで、リリース日や開発期間の管理もしやすくなり、レベニューチームとの連携もスムーズになりました。
ストーリー.png
ほんの一部ですが、ストーリー一覧で必要な情報が得られる状態に!

これからやりたいこと

スクラムイベントの導入や、タスク管理のアップデートを実施したことで、短い期間の中でもチーム力が上がっていくことを体感できたのは、チームとしても素晴らしい経験になったなと感じています。

さらにこれからやっていきたいことで言うと、

  • ストーリーポイントを活用した見積もりの精度上げ
  • タスク単位でのアサインでスクラムを加速させる(今はストーリー単位でのアサインが多くなっている)
  • ユーザーゴールの曖昧さをなるべく排除していく
  • 誰でも簡単にスクラムがまわせる状態をつくる
  • プロダクトも組織も、改善のスピードを上げていく(レビュー/振り返りのアップデート)
  • JIRAを導入し、タスク管理をさらにアップグレードさせる

などが挙げられます。やりたいことはたくさんあります!

今はまだチーム開発のスタートラインに立ったところという感覚なので、ここからさらにアップデートを重ねて、anyとしてベストなチーム開発のカタチをみつけていきたいと思っています。

おわりに

昨日から始まったany development Advent Calendar2024、明日からは私以外のメンバーが登場します!お楽しみに!

興味を持っていただいた方、ぜひカジュアルにお話ししませんか?
お待ちしています!

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