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Cognos Analyticsのプロパティー設定とCase文を使う

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前回の手順でIBM Cloud上のDb2テーブルが扱えるようになったので、種類豊富なグラフがダッシュボードにサクサクと定義が出来た!・・・までは良かったのですが、以下のような事が私にはすぐに分からなかったので共有させてください。

  1. 立て軸の範囲を変更したい
  2. グラフ色を任意に変えたい
  3. 範囲別の件数(個数)を数えたい

1.立て軸の範囲を変更したい

例えば以下のようなグラフがあったとします。
これを見てパット思いつくのは値のない0V~30Vを表示しなければ、「もっと折れ線グラフの上下差が分かり易そうだ」です。
img1-1.png

軸の範囲を変更するため「鉛筆」アイコン-->「変更したいグラフ」-->右上「プロパティー」アイコンの順にクリックします。(実はこの「プロパティー」アイコンの存在に全く気付きませんでした・・ハズカシイ・・)
img1-2.png
表示された「視覚化のプロパティー」メニューから「グラフ」を選択します
img1-3.png
「値軸に原点ゼロを表示」を非選択(オフ)にします。
img1-4.png
そうすると指定どおり「原点ゼロを表示」しなくなり、下図のようにいい感じに値が見える範囲で調整してくれます。
img1-5.png

2.グラフ色を任意に変えたい

見てくれを調整すると、色も変えたくなります。コレも最初「プロパティー」アイコンの存在を知らず時間を無駄にしました。先ほど同様に、「鉛筆」アイコン-->「変更したいグラフ」-->「プロパティー」アイコンの順にクリックします。
表示された「視覚化のプロパティー」メニューから「色」-->「プラス」アイコンの順にクリックします
img2-1.png
「パレット名」を指定し、任意の色を選択していきます。
img2-2.png
今回は4色あればよいので、余計な色は「ゴミ箱」アイコンで消した後「保存」しました。
img2-3.png

3.範囲別の件数(個数)を数えたい

一番困ったのはコレです。例えば0以上45未満、45以上48V未満、48以上50.2V未満の範囲での電圧個数(件数)をカウントしたかったのです。IFとか = < >記号とか使うとTrueとかFalseが返ってくるだけで「何か変!」。結局、I〇MのSEの方に以下のように教えて頂きました。(I〇Mの大先生様ありがとうございました。)

電圧を基に式で作ったカラムを追加するためデータモジュールでテーブルを右クリックし「計算」をクリックします。
img3-1.png
カラム「電圧」を「式」欄へドラッグ&ドロップします。
img3-2.png

0Vから45Vまでの電圧個数(件数)をカウントするには

case when V between 0.0 and 45.0 then 1 else 0 end

のように書きます。
式が正しいか「検証」アイコンをクリックし「式は有効です」が表示されればOKです。
img3-3.png

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