PowerVSのPER環境に複数ワークスペース、サブネットを作った時の動作確認をしました。
2024年1月時点で、PERを利用可能なフランクフルト(Frankfurt 1, Frankfurt 2)で確認しました。
設定作業
・各ワークスペース内にサブネットを作成
・各サブネット上に1つずつLPARを作成
・必要に応じ、各AIX上の静的経路を設定(宛先サブネット宛のパケットのnext hopを、プライベート側ゲートウェイに設定)
・各ワークスペースをTransit Gatewayに接続
PER環境なので、Direct Link
でなく、Power Systems Virtual Server
としてTransit Gatewayに接続できます。
結果
下記の通信ができました。
・同一ワークスペース内の異なるサブネット間(ワークスペース1内)
・異なるリージョンのワークスペース間(ワークスペース1とワークスペース3、ワークスペース2とワークスペース3)
下記の通信も可能です。
・同じリージョンの異なるワークスペース間(ワークスペース1とワークスペース2)
この通信は、以前はできませんでしたが、2024年5月に可能になりました。
以上